小島健 ページ12
斗亜「はあ、」
『え、大丈夫なんですか？』
小島「俺はかまへんよ！どうしよっか？」
『じゃあ、家の方向が近かったら一緒に帰りましょ！』
小島「それええな！斗亜教えてや」
斗亜「ふたりともいっしょ。」
小島「おおー！なら一緒に帰ろか」
『はい！』
斗亜「え、まじ？」
小島「ほななー！」
『斗亜部活頑張ってね！怪我しちゃダメだよ！』
斗亜「うん、ありがとう！」
小島「やさしいんやね」
『そんなんでもないですよ笑笑」
小島「それにしても、今日やっぱ寒いなー」
『ですね、めっちゃ寒くなってきましたよね』
小島「冬やねー」
『でも、この冬になって風が変わる感じ好きなんですよね』
小島「あーわかるよ、いいよなこの感じ」
小島「あ！コンビニや！」
『寄りますか？』
小島「いい事思いついたで」
『？』
店員「ありがとうございました〜」
『すいません、奢っていただいて』
小島「あーええんよ笑笑」
『あんまん大好きなんですよねえ』
小島「そうなん？ならよかったわ」
『え？』
小島「そこの公園寄ってかん？」
『はい、？』
公園のブランコ
小島「こうやってな、寒い日に外で食べるほかほかのあんまんはうまいんやで？」
『ん〜おいひい、、』
小島「笑笑あんまんちょっと熱すぎたな」
『でもめちゃくちゃおいしい、やっぱ寒い日ってこういうのがいいですよね！』
小島「そうやな〜食べ終わったら帰ろか」
『はい！』
そして見事に私たちは仲良くなり、次の日もそのまた次の日もふたりで帰った
その次の日、やっと斗亜が一緒に帰れると言っていた
斗亜「俺今日は一緒に帰れんねん」
『そうなん？よかったやん！』
斗亜「うん！」
少しだけ残念だと思った
小島「おー！今日は2人とももうおそろいやったんやな」
斗亜「そうやで？小島くん今日は俺も帰れるで！」
小島「ほんまか？やったやん！」
小島「ほな3人で帰ろか」
「『うん！』」
斗亜「小島くん受験生やん、こんなゆったりだらだらしててええの？」
『あ、たしかに私のに付き合ってもらってばっかで、、』
小島「そうやけど、俺も息抜きしたかってん、心配せんでええよ」
やさしく微笑みながら私の頭にポンと手を置く
健先輩のかっこよさにやられてしまいそうだった
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作者名：ここ | 作成日時：2023年1月13日 18時
