紅一点やらせてもろて 。

たんぐじょうび ページ24

陸side















『りくしゃんよなまいんさんまこちゃんちょっとこっち来てください』


陸「ん？」


瑠唯「なぁに〜？」


『はやくはやくっ』








姫に呼ばれたらもうすぐに駆け寄っちゃうよね、



ってことでリハ室の隅にいる姫の元に3人で向かえば













『はいどーぞっ』


慎「わ、なにこれ」









急に目の前に差し出された3つの紙袋。









『たんぐじょうびおめでとうございます〜』


陸「え！これ誕プレ!?」


『そうですよ〜

これがよなまいんさんで、こっちがりくしゃんです』


瑠唯「やった〜ありがとう〜

……ん？ねえこれさ、」









受け取って早々瑠唯が紙袋の中身を見れば

何故か固まってる









『沖縄出身なんで沖縄マンゴーとパイナップル詰め合わせです。』


瑠唯「え、普通そーゆーのって逆じゃない？」


『え？』


慎「………待って俺の、」


『まこちゃんは基本的に肌白いんで

なんならやましょうさん目指せよって事で』


慎「美白美容液……1番反応に困るやつ、、」


『お高いやつだからね！！！』


陸「……僕なんだろう、」









前者を見る限り多分、いや絶対マニアックな物に違いない。






恐る恐る紙袋の中身を覗いてみれば、















陸「………………っん？？？」



『陸さんはボーカルなんで、』


陸「いや、え、ん？」


瑠唯「え〜陸さんのなんでs…………ん？」


慎「これは…やばいっすよ、(笑)」


『え？ほんとに？』












袋の中に沢山詰め込まれてた物、













慎「オモチャのマイクは流石に舐めてる(笑)」









どこで手に入れたか分かんない、明らかに幼児向けのキャピキャピしたオモチャのマイク。















『流石にお家でガチのマイクは難しいので、軽いやつにしました』


陸「……ごめん追いついてないの僕だけ？え？」


『あと陸さん力強いんで、いつ握りすぎて壊しちゃってもいいように40本入ってます！！』


陸「いや、うん、ありがとう、？」


陣「それはもうちゃんと受け取るしかないで」


彰吾「めっちゃありがた迷惑……www」


翔吾「陸さんがあのマイク持ってるの想像したらやばいっす(笑)」








後ろでコソコソ話されてるけど、まあ、ね、うん、プレゼントはちゃんとね、受け取らないとね、うん









陸「…ありがとう ？」


『こちらこそ！！！！』











感性が豊かで素晴らしい。




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