私の存在価値 2

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少し名残惜しそうに部屋を出ていったやましょうさんとひでちゃん。









健太「……… ねえ。」









健太さんは2人が寝室に向かったにも関わらず、まだここに居た










『 なんですか、？ もう話すこと「アーティストのA、求めてる人いるよ」……… え？』



健太「ほら、ここに。ね？」













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…… 久しぶりにこんな感覚になった。






『…………何言ってるんですか？』


健太「え、しらけすぎでしょ！」










少し前に比べればだいぶテンションが戻ってきた健太さん。


でも顔は至って真剣で、無駄に心臓がバクバクする。















健太「俺は踊ってるA、大好きだけどなあ」


『やめてください、』


健太「どうする？１回俺に抱かれてみる？」


『…ん？ なんでそうなるんですか ？』


健太「んー… なんとなくっ」
















愛に飢えてそうだから




そう言いながら健太さんが私の目の前に立ち、

そっと唇と唇が触れた















『っちょ、！！けんた さん、っ !?』


健太「冗談抜きで好きだよ、大好き。

新田真剣佑とは気持ちよくないでしょ？

だってあの人Aの事本気で愛してないもん。
話聞いてて丸分かり。人形に執着してるみたい。吐き気満載。



久しぶりに自分を愛してくれてる人に抱かれたら結構気持ちいいかもよ？」



『…… やめて、』


健太「ふふ、少し想像しちゃった？」






すぅっと健太さんの指先が太腿に触れ、なぞる









『〜っ、』


健太「…そんなビクビクしないでよ。興奮材料なんだけど。」



『でも、 っん、ぅ ！ …あ ッ、 ！』
















再び唇を奪われる






深くて、





痺れるような、












愛してくれてる人がしてくれる キス









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健太「、っはぁ ……… どうする ？ 」









熱の篭った瞳で見つめられれば















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『 もっと 、 ………っ』




















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私は最低な女になる

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