私の存在価値

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Aside






『あーあっ、とうとう世に出ちゃった！！！』





雑誌撮影後の楽屋でゴロゴロしていれば文〇オンラインでぽろっと出された記事。







マネ「はぁ〜……余計な発言もして…」


『ごめんって、笑』


マネ「芸能界から消されるわよ？」


『だいじょぶだよ』









それが狙いだから。









『あ、』


マネ「？」


『ファンの人達に壱馬くんと破局したよってこと言ってない。』


マネ「あーー…確かに、そうね」


『イコール私二股したみたいになってんじゃね？』


マネ「その心配はございません」


『えっ、なんで？』


マネ「ほら、川村くんのインスタ」





ずいっと目の前に突き出されたスマホ。


スマホ画面を見てみれば、それは壱馬くんのストーリーズ。








"色々なデマが飛び交っていますが、僕と彼女はずっと前に破局してます。"











『おぉ…』


マネ「お陰でそういう批判も無いし、逆に応援してる人達ばっかよ」


『そっ、か』


マネ「問題は仕事に影響するかよねー、」











忘れろ、この気持ち






思い出すな







彼の優しさを

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