私の存在価値

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某高級お寿司屋さんに来てから早速聞かれたのは







真剣佑「Aちゃんって亜嵐くんとかいるとこの事務所だよね？」





なんて言葉。


控え室の時のように目の前に座ってるまっけんくんの顔は真剣だった







『うん、そうだよ？まあ今は踊れないけど笑』


真剣佑「あ、そっか、足」


『半年かかるんだってー』


真剣佑「………開始早々、ごめん、」


『大丈夫だよ笑』


真剣佑「またあとで聞いても大丈夫？」


『うん』


真剣佑「じゃあとりあえずインスタとか繋がろう！！笑」







まっけんくんなりの優しさなのか、話を逸らしてくれた





お互いお酒が回るまではプライベートの話だったり、まっけんくんの友達の話だったり…



私が話せば毎回相槌なりなんなりしてくれるまっけんくん




不思議とランペイジの存在が頭から消えて、凄く楽しい時間を過ごしていた。













真剣佑「やっぱぁーー、Aちゃんかわいいよ」


『…………酔った？笑』


真剣佑「酔ってない！！」





とかいうまっけんくんの顔は赤い




苦笑いをすればちょっとの間の沈黙。







なんか、空気が、物語ってる。


まっけんくんが次に何を言うのか







真剣佑「………話、戻していい？」





ほらね。






『いいよ。何でも答えてあげる笑』





まあ私も程よく酔っ払ってたから全然良いかな、なんて。

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