私の存在価値

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スタッフ「＿＿＿＿という感じです！」


真剣佑「お家デート……かなり凝ってますね笑」


『私が全部座ってるの申し訳ないくらい…笑』







私とまっけんくんが撮影するのはお家デート。

この完全ギプス女の私をあえて使いこなすんだとかどうとか？






スタッフ「真剣佑さんが療養中のAさんを支えるような、かつオフ感のある撮影をしたいんです！」


『な、なるほど…』


真剣佑「絶対ピンと来てないでしょ笑」


『まっけんくんが何とかしてくれるかなって』


真剣佑「まあ任せてくださいよ」







…






スタッフ「お疲れ様でした〜」









そんなこんなで終わる打ち合わせ。


始まりが夕方ということもあり、時刻はもう夜ご飯の時間




今日はウーバーかな、なんて思いながら荷物を纏めていると









真剣佑「あ、Aちゃん」


『へ？』





不意にまっけんくんに呼び止められた。






真剣佑「ご飯行こうよ！」


『えﾞっ』


真剣佑「何その声笑 ほら、支える〜とか言われたけど何も知らないまま変にリードしたらおかしいしなって。一応恋人設定だし、仲良くしたいなーーって！」


『うっっ』






またそのイケメンスマイル………


こんなの断れるわけないじゃないですか……








『まっけんくんが、良いなら』


真剣佑「やった！店主やってる友達居るから席取れるか聞いてみるね」


『ありがとう、笑』









無事(？)まっけんくんの交友の広さのお陰でお店も予約から、
お母さん？ってくらい過保護並に





真剣佑「あ！そこ段差あるから！！」

『分かるよそれくらい！』



真剣佑「タクシー乗れる？大丈夫？」


『大丈夫だって笑』



真剣佑「あっ揺れたら痛みとか無い！？」

『なーいー！！』






って心配されながらまっけんくんとお店に向かった

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