私の存在価値

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慎side







翔平「壱馬さーんっ」


壱馬「なに」


翔平「えっ」


壱馬「いや、なに？」


翔平「……や、何にもないっす」







なんて会話をした後にさっと俺のとこに走ってきた翔平さん。





慎「今日壱馬さん不機嫌っすね」


翔平「めっちゃ怖いんだけど……」


昂秀「そういえば昨日お嬢の家行くとかなんとか…」


翔平「えぇ、喧嘩？」







遠くから見ても不機嫌オーラダダ漏れの壱馬さん。


………こりゃ面倒だな。

でも面白いから伊藤さんにLINE送っとこ









壱馬さんが不機嫌

そう送れば

"Aは全然寝てれないって笑 多分喧嘩っぽいことしたんだと思う。あの子もあの子で色々抱えてるし"

そう返ってくる。










慎「……へえ〜、A昨日全然寝れなかったらしいですよ〜。なんか色々抱えてるとかなんとか」


翔平「ちょっ、おま声デカい、！！」


壱馬「……」


慎「昨日何かあったんですかね〜」


壱馬「はァ…………ちゃんと仕事はするから」






俺に聞こえる声ではっきりと言った壱馬さん。






慎「そんな顔じゃ撮影できませんよ」


壱馬「うるせっ。陣さんジンジン雑学聞きたいっす」


陣「お、ええで。ほなオモロいやつにしたる」










昂秀「…え、まこっちゃん魔法使い？いつもの壱馬さんだ」


慎「何言ってんの笑 でもこの後Aに見学に来るように伊藤さんに嘘ついたからね」


翔平「うっわ修羅場とか嫌だよ俺」

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