記憶 92 ページ48
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健太side
＿＿＿＿＿＿＿ ｶﾗﾝｶﾗﾝ……
店員「いらっしゃいませ〜、おひとり様ですか？」
「はい」
店員「こちらへどうぞ〜」
久しぶりの景色
久しぶりの匂い
彼女を思い出して少しだけ視界が歪んだ
店員「ご注文お決まりになられましたらそちらのボタンを押してください」
そう言い残して去っていこうとする店員さん。
「あのっ、！！」
店員「え？」
直ぐに呼び止めて、もう一度視線が合った。
胸元に付けられた名札には"橘"の文字。
「えっと……橘、さん、であってますか？」
橘「あ、はい…？」
「その、…このカフェに、前まで柴田Aって子、働いてましたか？」
橘「っ…！」
Aの名前を出すと驚いたように目を開いた橘さん。
橘「……それが、何ですか。」
「………その子、僕の彼女なんです。」
橘「え、？」
「急にいなくなって、」
そう言うと黙り込んだ彼女。
橘「………この後、ご予定ありますか？」
「いや、特に」
橘「話したいことと、連れて行きたいところがあります。店長に言って直ぐに仕事終わらすので待っててください。」
真剣な表情で、彼女はそう呟いた
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ちなつ(プロフ) - この作品大好きです！ (2020年3月22日 0時) (
レス) id: e54f0cecc3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - けんたあ！！ (2020年3月21日 3時) (レス) id: 0e803c254a (このIDを非表示/違反報告)
ほくぶー(プロフ) - 涙止まりません(T^T)続き待ってます、更新頑張ってください！！ (2020年3月20日 2時) (レス) id: c26ab928bd (このIDを非表示/違反報告)
#日舞涼(プロフ) - やっぱりナツさんのお話は感動作ばかり、、、切ない感じたまりませんっ！ (2020年3月20日 0時) (レス) id: f779dc0ab9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - え！！ (2020年2月10日 2時) (レス) id: 0e803c254a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏都
| 作成日時：2020年1月3日 22時
