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『…あの時、ほんとに悲しかった。鬱は私と付き合ってから浮気なんてしなかったから。だけど、女の人と2人でいる鬱見て、鬱笑ってて、私飽きられちゃったのかなって、思っ、て…。』
ポロポロとAの目から大粒の涙が止めどなく溢れていた。小さな嗚咽も混じり、段々と言葉も幼くなってきている。
『それで、鬱のこと、わかんなくなっちゃって、家出た…。』
ut｢うん。｣
『そのあと、電、話くれたけど、今喋ったら鬱に嫌なこと言いそう、だったか、らすぐ、切ったの。』
ut｢うん。｣
『それで、鬱がまた電話してきて、くれたの嬉しかった。だ、けど、あの人にも、同じように、鬱の笑顔、向けて頼むって言われてると思った、ら嫌、だった。』
ut｢うん。｣
溢れてくるAの涙を俺の指で拭った。しかし、涙は止めることを知らず、溢れ続ける。
『その後、に優也から鬱のこと、聞かされて私の誤解、だった。だけど今更、どんな顔して鬱に謝りに、いけばいいかわかんなく、なっちゃって。こんな、自分が、嫌に、なって。』
ut｢うん。そっか。｣
『直人、ごめん、ごめん、ごめんね。』
そう言うと、Aは小さな子供のように下を向いて泣いていた。そして、必死に涙を止めようと手で目を擦っているが大粒の涙は止まることを知らない。
俺は、Aの腕を軽く掴んで優しく自分の方へとAを引き寄せた。
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まる(プロフ) - ゆーみやンさん» コメントありがとうございます。今回のお話も楽しんでいただけるよう精一杯書かせていただきます。これからもこの作品をよろしくお願い致します！ (2020年4月7日 10時) (
レス) id: 2297f03d9c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - 新作嬉しいです！今回のut先生のやってしまったも楽しみにしています(^^)更新応援しています！！♪（ｖ＾＿＾）ｖ (2020年4月6日 21時) (レス) id: 52fb869063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まる | 作成日時：2020年4月6日 20時
