16 ページ17
｢それでしたら、お客様の彼女さんのイメージを教えて頂けませんか？もし、教えて頂ければそのイメージで私がお花を選びます。いかがでしょうか？｣
そう、提案してくれた。
ut｢あ、そしたらそれでお願いします。｣
｢はい！かしこまりました！それでは彼女さんのイメージを教えてください。｣
するとAの笑った時の、あの、くしゃりとした笑顔が思い浮かんだ。
ut｢あいつは…Aは、明るくて前向きで、笑顔が可愛いんです。その笑顔を見るとこっちも笑ってまうんです。それに、俺はその笑顔に惹かれたんです。｣
言った後にハッとした。ヤバい。めちゃくちゃ恥ずかしい。完全に俺の顔緩みきってたよな！！と思い、ゆっくりと花屋のお姉さんの顔を見ると、優しく微笑んでいた。
｢ふふ、彼女さん、Aさんって言うんですね。｣
あ、名前言ってもうた…。
おそらく俺の顔はりんごのように赤いだろう。それを隠すために、少しだけ顔をふせた。
｢彼女さん、とっても笑顔が素敵なお方なんですね。それに、お客様にとっても愛されていらっしゃいます。大切なお方なんですね。｣
ut｢…はい。｣
｢それでしたら、向日葵と、かすみ草はどうでしょうか？｣
ut｢え、なんでですか？｣
｢笑顔が素敵で、明るくて前向き。それに、お客様も彼女さんのことが大好きなのが伝わってきました。それなら向日葵がピッタリだと思いますよ。それと、向日葵の花言葉は良かったら今、調べてみてください。｣
そう言われたので向日葵とかすみ草の花言葉を調べるとあぁ、自分にピッタリだと感じた。
ut｢それでお願いします！あ、今日は予約だけで…、土曜日の夜に取りに来ます。｣
｢かしこまりました！花束用の取っておきの向日葵、ご用意しておきますね！｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 252人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まる(プロフ) - ゆーみやンさん» コメントありがとうございます。今回のお話も楽しんでいただけるよう精一杯書かせていただきます。これからもこの作品をよろしくお願い致します！ (2020年4月7日 10時) (
レス) id: 2297f03d9c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - 新作嬉しいです！今回のut先生のやってしまったも楽しみにしています(^^)更新応援しています！！♪（ｖ＾＿＾）ｖ (2020年4月6日 21時) (レス) id: 52fb869063 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まる | 作成日時：2020年4月6日 20時
