No.31 ページ35
･TH
……なにこれ。
いつの間に仲良くなってるの。
JM｢……逃げてなかった、｣
YG｢それにしても、なんでこんなことになってるんだ。｣
TH｢ジョングガ、起きて。｣
ちょっと強めに揺さぶる。
JK｢……ん、？｣
いつものまん丸い大きな目じゃなくて、しょぼしょぼと眩しそうな瞳。
ようやく起きた。
俺たちの顔を不思議そうに眺める。
JK｢……ぁ、｣
それから自分の腕にかかる体重に違和感を覚えたのか、手元を見た。
いるでしょ、そこに。
王子様。
JK｢……あ。｣
やらかした、みたいな顔してる。
ふーん……へぇ。
昨日の夜、一体二人で何してたのかな。
NM｢テヒョンア、離してやって。｣
いつのまにか掴んでいた、ジョングガの腕。
かなり力を入れてしまっていたことにあとから気がついた。
なに、俺……すごくイライラしてるんだけど。
HS｢これは、どういうことかな？｣
ホソギヒョンが指さすのは、まだすやすやと眠っているA。
JK｢……A、は、｣
A？
なに、名前で呼ぶ仲になったの？
JK｢泣いてた、から……｣
JN｢いつ。どこで？｣
JK｢えっと、｣
JM｢……カエル？｣
JK｢……っ！｣
は、なに。
カエル？
JM｢あぁ……なるほどね。｣
なにがわかったの。
｢…………ん、？｣
あ、
起きた。
TH｢……A、おはよ。｣
眠たそうに目を擦りながら、ゆっくり起き上がる。
目元は涙の跡があって、それも一緒に擦りながら。
そんなに擦ったら赤くなるよ。
｢お……はよ、……？｣
周りを見て、7人全員に囲まれてることと、ジョングガにまだ抱きしめられていることに気がついた。
早く離せよ、グガ。
｢……っ、｣
JK｢A、｣
なにその反応。
Aは顔を真っ赤にしてジョングガの腕からすり抜けた。
なにか恥ずかしいことでもあったの。
それとも何、もう、
JM｢テヒョンア。余計なこと言うなよ。｣
TH｢……分かってるってば。｣
何か察知したみたいに俺の肩を抱くジミナ。
わかんないことだらけ。
俺、置いてかれてる。
JN｢どうしてここにいるの？｣
｢えっと……｣
ちらり、とジョングガを見るA。
朝起きてから、一度も目を合わせてくれないね。
つまんないの。
｢昨日の夜、窓の縁に座ってて……落ちて、ジョングクさんが助けてくれました。｣
……ほんとに、それだけ？
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名無し77872号(プロフ) - スミスキーさん» ありがとうございます！しっかり伏線回収したいと思います！ (2021年8月19日 21時) (
レス) id: 7a2b063138 (このIDを非表示/違反報告)
名無し77872号(プロフ) - お豆腐さん» ありがとうございます！続編も出ましたので是非チェックお願いしますー！！！ (2021年8月19日 21時) (レス) id: 7a2b063138 (このIDを非表示/違反報告)
スミスキー(プロフ) - この小説面白くて凄く大好きです！！更新頑張ってください！！ (2021年8月14日 12時) (レス) id: 78ab9a25ad (このIDを非表示/違反報告)
お豆腐(プロフ) - この小説すごく面白くて大好きです！！更新されるたびにニヤニヤしながら読んでしまってます笑 (2021年8月14日 8時) (レス) id: 236bbfcab0 (このIDを非表示/違反報告)
名無し77872号(プロフ) - ヌナさん» ありがとうございます！コメントめちゃくちゃ嬉しいです笑 これからもよろしくお願いします！ (2021年8月2日 19時) (レス) id: 7a2b063138 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぞのなか x他1人 | 作成日時：2021年7月14日 0時
