No.2 ページ4
･JK
JK｢魔法が使えるなら……美味しいものいっぱい食べたい！｣
全員が俺を見て笑ってる。
いいじゃん、魔法がもし使えたら、そうしたい。
おなかいっぱいってのは思ってるより幸せだ。
JN｢ヒョンふぉひょーほほふ！！｣
JK｢でしょ？｣
ジニヒョンはそう言うと思った！
大きなダイニングテーブルを八人で囲む。
今日の夕飯はすごく美味しい。
魚料理は好物だ。
SY｢ホソガ、その怪我はどうしたんだ？｣
スヨンおじさんはテヒョンイヒョンの育ての親だ。
みんなに良くしてくれるし、物知りだし、なにより美味しいご飯を作ってくれる。
HS｢あぁ、ちょっと海辺の方歩いてたら岩場でコケちゃって。｣
肘の擦り傷ひとつ見逃さないスヨンおじさん。
俺たちはすごく大切にされてるんだ。
YG｢あとで薬塗ってやる。｣
さすが薬屋さんの息子。
ユンギヒョンは常にカバンに大量の薬品を入れてる。
ポンポンと机の上に出すからおじさんに止められたけどね。
俺たち7人がおじさんのもとに集まるのは、ただ単に歳の違う俺たちが仲がいいから。
なんせここジュブ島は小さくて子供は少ないし学校はひとつしかない。
仲良くなるのは必然的だったかもしれないね。
学生の俺たちは毎日おじさんとテヒョンイヒョンの家に入り浸っている。
美味しいご飯もご馳走してくれるし、なんてったって……面白い話が聞ける。
主に食いついてるのは俺とナムヒョンとホソギヒョンだけだけど。
NM｢それで、この前の続きを話してください！｣
SY｢あぁ、いいよ。デザートでも食べながら話そうか。｣
冷蔵庫からフルーツを出して、テーブルに置くおじさん。
おじさんの話はほんとに面白い。
ワクワクする。
SY｢この前はどこまで話したかな。｣
ニコニコとナムヒョンを見るおじさん。
目を輝かせているナムヒョンは口を開けた。
NM｢カジ王国の伝説3つのうちのひとつです！｣
俺たちの島、ジュブ島から数キロメートル離れた所にまた大きな島がある。
ジュブ島の10倍の面積があると言われている、未踏の島。
ジュブ島の人間ですら踏み入れたことの無い、不思議な島。
それが、カジ王国。
NM｢伝説その一。外国の船が目撃したという、宙に舞った炎の魔法。艦隊が全て消沈するほどの威力で、科学的に解明できない仕組みで攻撃した例。｣
HS｢炎の魔法……｣
面白い……！
炎で一撃なんて、かっこいい。
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名無し77872号(プロフ) - スミスキーさん» ありがとうございます！しっかり伏線回収したいと思います！ (2021年8月19日 21時) (
レス) id: 7a2b063138 (このIDを非表示/違反報告)
名無し77872号(プロフ) - お豆腐さん» ありがとうございます！続編も出ましたので是非チェックお願いしますー！！！ (2021年8月19日 21時) (レス) id: 7a2b063138 (このIDを非表示/違反報告)
スミスキー(プロフ) - この小説面白くて凄く大好きです！！更新頑張ってください！！ (2021年8月14日 12時) (レス) id: 78ab9a25ad (このIDを非表示/違反報告)
お豆腐(プロフ) - この小説すごく面白くて大好きです！！更新されるたびにニヤニヤしながら読んでしまってます笑 (2021年8月14日 8時) (レス) id: 236bbfcab0 (このIDを非表示/違反報告)
名無し77872号(プロフ) - ヌナさん» ありがとうございます！コメントめちゃくちゃ嬉しいです笑 これからもよろしくお願いします！ (2021年8月2日 19時) (レス) id: 7a2b063138 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぞのなか x他1人 | 作成日時：2021年7月14日 0時
