No.24 ページ28
･JM
……テヒョンア、舌入れたな。
んで、噛まれたな。
TH｢いったぁ……｣
テヒョンアの腕が治った安心感で崩れ落ちるジョングガの背中を撫でる。
ほかのヒョンたちも脱力って感じで、はぁ、とため息をついた。
スヨンさんの目はまた穏やかになった。
何が何だか分かってないくせに恐ろしい科学者の手を取って協力するらしい王子様。
スヨンさんにニコニコの笑顔で腕を振られ、かなり大きく揺れてる。
ほんとに、いいのかな。
SY｢ありがとう。ほんとにありがとう！｣
｢……、｣
SY｢そうと決まれば……ジミナに服を貰いなさい。｣
えっ、僕？
あー、はいはい、僕が1番小さいからってことね！
｢……じみ、な？｣
SY｢え"っ、もしかして船の中で自己紹介とかしなかったの、君たち。｣
ビクッと反応するのはジンヒョン。
忘れてた、とでも言うようにヘラッとわらった。
SY｢私はA王子の部屋の準備をしてくるからその間に済ませておきなさい。｣
いいね？、と念押しして、部屋の奥に消えていった。
取り残された僕らはお互いに顔を見合せる。
HS｢テヒョンア、傷はなんともない？｣
TH｢……はい。｣
JK｢よかった……！｣
テヒョンアにぎゅうっと抱きつくマンネ。
僕も、心配したよ。
TH｢A、ありがとう。｣
テヒョンアにお礼を言われて、目を丸くして首を振る王子様。
テヒョンアを助けられて、嬉しそうな、誇らしそうな、なんとも言えなさそうな。
そんな表情だ。
TH｢んでさ、A。｣
｢！｣
ガシッと王子様の肩を掴むテヒョンア。
ビックリした顔でテヒョンアを見つめるその顔、なんか……ちょっと可愛いかも、なんて。
TH｢舌痛い。｣
舌をべ、と出したテヒョンア。
JM｢お前が舌入れるのが悪いよ。｣
JM｢舌っ、い、れ……！｣
JN｢ヤー！はしたないぞテヒョンア！｣
YG｢……噛まれたのか。｣
みんなが口々に言う中、王子様は困ったようにキョロキョロ。
あぁ、自己紹介ね。
JM｢僕はジミン。よろしくね？｣
笑いかけると、つられたように笑う。
僕が自己紹介を始めたら、みんな思い出したようにそれぞれ名前を伝えた。
テヒョンアは言わないでも覚えてもらってそうだけど、一応言ったみたい。
｢ジミン…ジョングク……ナムジュン…ホソク……ユンギ……ソクジン……テヒョン……！｣
……覚えたみたい。
ヒョン、をつけてもいいとは思うけど、王子様だからそういうのは気にしないのかな？
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名無し77872号(プロフ) - スミスキーさん» ありがとうございます！しっかり伏線回収したいと思います！ (2021年8月19日 21時) (
レス) id: 7a2b063138 (このIDを非表示/違反報告)
名無し77872号(プロフ) - お豆腐さん» ありがとうございます！続編も出ましたので是非チェックお願いしますー！！！ (2021年8月19日 21時) (レス) id: 7a2b063138 (このIDを非表示/違反報告)
スミスキー(プロフ) - この小説面白くて凄く大好きです！！更新頑張ってください！！ (2021年8月14日 12時) (レス) id: 78ab9a25ad (このIDを非表示/違反報告)
お豆腐(プロフ) - この小説すごく面白くて大好きです！！更新されるたびにニヤニヤしながら読んでしまってます笑 (2021年8月14日 8時) (レス) id: 236bbfcab0 (このIDを非表示/違反報告)
名無し77872号(プロフ) - ヌナさん» ありがとうございます！コメントめちゃくちゃ嬉しいです笑 これからもよろしくお願いします！ (2021年8月2日 19時) (レス) id: 7a2b063138 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぞのなか x他1人 | 作成日時：2021年7月14日 0時
