No.42 ページ46
･NM
TH｢A〜！ナムヒョンに変なことされなかった！？｣
JM｢意外と変態だからなぁ、｣
JK｢早く髪の毛乾かそう。｣
マンネに風呂上がりのAを預けて、俺はユンギヒョンと自室に向かう。
調べなければ。
そして、突き止めなければ。
俺たちは今、何に向かってAと共に時間を過ごしているのか。
考えなければ答えは出ない。
そもそもこの計画自体、抜けは沢山あった。
JN｢そんなに急いでどうしたの。｣
NM｢ジンヒョン……！｣
ジンヒョンにはすぐに気づかれた。
俺たちが焦っていることがバレたんだ。
YG｢ナムジュナの部屋に行きます。｣
JN｢……ついて行こうかな。｣
ガチャり、と部屋の扉を開けるとそこにはホソガがいた。
HS｢ぎゃっ！！わぁー、ビックリしたぁ……｣
NM｢ここ俺の部屋だけど。｣
HS｢うん、知ってる。ちょっと資料を借りに来ただけ……だけど、みんな揃ってどうしたんです？｣
眼鏡をかけてすっかり教師モードのホソガ。
俺の部屋は図書館じゃないんだぞ。
JN｢ヒョンライン緊急会議。｣
HS｢ほぉ……俺も参加した方がいいやつですか。｣
正直、ホソガもいてくれた方が助かる。
こうして俺たちは狭いテーブルを囲み、たくさんの資料を漁りながら話を続けた。
NM｢……そもそも。｣
カジ王国は、俺たちにとって脅威の島だった。
その認識は外れてはいない。
Aの魔法を見てわかる通りだ。
唇で触れた相手を治癒する。
このレベルの魔法を王族がずっと所持していることは、スヨンさんからの情報で分かっている。
王家の呪いについてもそうだ。
YG｢代々男系で、子どもは一人。｣
JN｢Aに弟がいるって？有り得ない。｣
でもいると言った。
身の回りの世話をする弟が。
HS｢今まで弟がいなかった理由は？｣
第1王子だけが魔法を継承できる。
第2王子は能力を持たない。
なんの能力も持たない、王位継承者でもない王子を産む必要性はないからだ。
これは全て、スヨンさんから教えて貰った話。
JN｢……どうしてこうもスヨンさんはカジ王国について詳しいんだ。スヨンさんが嘘をついていない保証は？どこまで事実だ？｣
分からない。
ただ、ひとつ言えるのは……
NM｢何もかもに疑ってかかるとキリがないです。俺たちが目で見て確かめることが出来たものから信じないと。｣
……とすると。
YG｢Aはカジ王国の王宮から攫った、治癒の魔法使い。｣
まずは、これのみだ。
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名無し77872号(プロフ) - スミスキーさん» ありがとうございます！しっかり伏線回収したいと思います！ (2021年8月19日 21時) (
レス) id: 7a2b063138 (このIDを非表示/違反報告)
名無し77872号(プロフ) - お豆腐さん» ありがとうございます！続編も出ましたので是非チェックお願いしますー！！！ (2021年8月19日 21時) (レス) id: 7a2b063138 (このIDを非表示/違反報告)
スミスキー(プロフ) - この小説面白くて凄く大好きです！！更新頑張ってください！！ (2021年8月14日 12時) (レス) id: 78ab9a25ad (このIDを非表示/違反報告)
お豆腐(プロフ) - この小説すごく面白くて大好きです！！更新されるたびにニヤニヤしながら読んでしまってます笑 (2021年8月14日 8時) (レス) id: 236bbfcab0 (このIDを非表示/違反報告)
名無し77872号(プロフ) - ヌナさん» ありがとうございます！コメントめちゃくちゃ嬉しいです笑 これからもよろしくお願いします！ (2021年8月2日 19時) (レス) id: 7a2b063138 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぞのなか x他1人 | 作成日時：2021年7月14日 0時
