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日常との出会い【3】 ページ4

「なんだよwじゃあお前w


俺がカツアゲするために追いかけてたと思ってたのか?w」


ゆあん「うぅ…」


あの後、近くの公園のベンチで休憩中。


タチバナ「俺はタチバナ、お前は?」


ゆあん「ゆあんです…」


タチバナ「宇和佐高校の制服ってことは隣町のヤツだろ?


こんなとこに用でもあったか?」


ゆあん「"なんとなく"です」


と言うとタチバナさんはきょとんとした顔をした。


タチバナ「なんとなくで隣町まで来るか普通???」


ゆあん「いいじゃないですか暇なんですよ」


タチバナ「ま、なんでもいいけどよ


そーいやお前さっき髪引っ張られてたよな、大丈夫だったか?」


ゆあん「あぁ…平気ですよ


三つ編みが少し崩れただけです」


と言いながら三つ編みを結い直す。


タチバナ「……それ」


ゆあん「へ?」


タチバナ「お前のその髪留め、(たちばな)…だよな?」


ゆあん「よくわかりましたね」


タチバナ「ダチに花屋が居てな」


ゆあん「へ〜!素敵じゃないですか」


それからしばらくお喋りを楽しんだ。


ゆあん「うわもうこんな時間…そろそろ帰らないと」


タチバナ「そうか、気を付けて帰れよ」


ゆあん「はい!それじゃ!また来ます!」


タチバナ「おう」


タチバナさんに大きく手を振り、走ってバス停へ向かい、バスを乗り継いで帰宅。


ゆあん「たっだいま〜」


マモル「おかえり、ゆあん


今日はどこまで行ってきたの?」


と、出迎えてくれたのは下のマモル兄。


ゆあん「お隣の江虎町ってとこ!


近々花火大会があるらしいから、また行ってくるね!」


マモル「そっか」


レオン「なになに、花火?」


リビングからひょっこり顔を出したのは上のレオン兄。


ゆあん「うん、江虎町で花火大会があるんだって!


ねぇねぇ、一緒に行こうよ!」


マモル「そうだね、それはいつあるの?」


ゆあん「忘れた!」


マモル「え」


その後、スマホで調べた。


マモル「あ〜…この日は仕事だね…」


ゆあん「え〜!!2人とも仕事?」


マモル「うん…ごめんねゆあん、また今度誘って?」


ゆあん「ちぇ〜」


レオン「じゃあじゃあ、今度会社のみんなで花火やろ〜よ!」


ゆあん「ほんと!?」


そんなわけで、花火大会には僕一人で行って


後日、鵜久森グループのみんなで花火をすることに。


楽しみだな〜♪

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作者名:歌詞無 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2022年7月22日 20時

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