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目を覚ますと知らない場所で寝ていた。
ぺいんと「お前なんで同じベッドで寝てんの?」
いや、それどころじゃないか。
「目が覚めたようだな」
聞き慣れた声が聞こえ、ドアが開いて看守が入ってくる。
リアム看守だ…!
リアム「フォーグナー刑務所では世話になったな」
なんか色々話を聞いていると、クロノアさんの隣に見覚えのある人が寝ているのに気付いた。
ぺいんと「看守」
リアム「なんだ」
ぺいんと「その人って…?」
指さして聞いてみる。
しにがみ「あれ、ホントだ」
クロノア「けど知らない人だね」
死んでるんじゃないかってくらい綺麗な顔で眠るその人は
綺麗な銀髪に黒いパーカー、ぶかぶかの囚人服に厚底のスニーカーを着用していた。
俺がその人を見ていると看守は答えた。
リアム「あぁ、そいつもお前達と同じく死刑を控えた囚人だ
諸事情によりキツめの睡眠薬で眠らせているんだ
目が覚め次第牢屋に入れる手筈になっている」
3人「なるほど」
この人がもし【あの子】なら…
死刑になるほどの何を…?
俺達は牢屋に入れられたが、俺はずっとそれだけが気になっていた。
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作者名:歌詞無 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2021年10月23日 11時