私の個性に名前を与えてはいけません【呪術廻戦】【ヒロアカ】 (ページ6)

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五条先生による被害者ページ6

虎杖悠仁side

五条先生に言われた通りに女の人を医療室に連れて行くと、室内にいた家入先生が女の人を引き取って行った

と言っても…着替えやら何やらで真希先輩と釘崎は買い出し中

ついでに「ジャージとか買っていい」って言われていたから釘崎はホイホイと真希先輩に付いて行った

お金の請求は五条先生のポケットマネーか、経費で落ちるらしい

だが残された俺達一年は暫く此処で待機なので、暇で仕方がない

「なぁ…伏黒」

伏「何だ」

「俺達が誘導してきたあの女の人って結局何なんだ？」

五条先生が瞬間移動でどっかから連れて来た女の人

白い着流しを血まみれにしていて、見ているこっちがちょっと来るモノ(主に吐き気)があるくらいだった

俺が見た時は四肢が千切れる寸前の状態なのに、平然と五条先生と会話していたし…

伏「…」

「だって…あの女の人明らかにおかしかったじゃん、怪我が治ってたし」

伏黒は困ったような顔をしていて、伏黒も戸惑っているようだった

伏「俺もふんわりしかあの人の事は知らない。何だか極秘情報だとかで、あまり話せないんだと」

「ふーん…」

あ、やべぇ…本格的に暇になって

「おい、テメェら」

「へ？」

いつの間にか俺達の背後には、先程のヤンキー系男子が立っていた

話しかけられると同時に俺の胸ぐらを掴まれる

「とっととテメェらの変な術式とやらの事を話しやがれ」

「ヒェッ…」

「おい…爆豪、コイツ固まっちまったぞ…」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

「あーもー…本当、ビックリしたー…」

伏「あの人(五条先生)はそういう人だから気にし過ぎるのはオススメしない」

どうやら話しかけてきた八人は、五条先生の説明不足の被害者だった

とりあえずそれぞれ自己紹介をしたので、適当に話を続ける

伏「虎杖の制服も勝手にカスタマイズしたしな」

「そうそう…｡あ、釘崎のスカートも勝手に着てたな」

緑「エッ」

「〈釘崎野薔薇でーす！！〉ってこうやってたな」

五条先生が釘崎のスカートを履いてやっていたポーズを真似をして、皆に見せる

常「……それは……本当に教師のする事なんだろうか…」

爆「………ンな事どうでも良いンだよ！！」

伏「術式や呪力は正直、個性よりも複雑だ」

俺と違って説明がしやすい伏黒が説明をしていく

伏「大前提がまずいくつかある。①個性を身体能力とするなら、術式や呪力は心理的能力に近い事。②術式を使用する際は呪力を消費する事だ」