私の個性に名前を与えてはいけません【呪術廻戦】【ヒロアカ】 (ページ14)

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お前は論外でしょページ14

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『ッハー流石…天上天下唯我独尊様だ。ただ周囲の人間を傷付ける王様してんね、いつか…よく見たら独りぼっちの張りぼての王様ゲームをしてる奴になるね。だって、何言おうと五条(お前)は人である事に変わりは無いんだから』

訳(自己中心的過ぎるよ五条。そんなんじゃ周りから嫌がられるだけの人間になるぞ)

もっと周りを見ろ、この五条(馬鹿)

五「俺はな色んな奴に縋られてるから仕方なーく縋られてやってんの、俺にとっては…特にお前はいなくなっても大差無いし」

五条は頭に血がのぼっているのか、マジギレ状態

五「だってお前は」

駄目だ

自分(私)の言葉じゃ、届かない

頭に瞬間的な激痛が走る

夏「はい、そこまで」

五「傑、何で」

夏「悟…周り、見よっか」

夏油が会話に割って入って来た事で、私も五条も熱が冷める

五条も頭抑えてるし、夏油が拳骨したのか

こういう時にいつも泣きそうになる

昔の親友を思い出すから

夏「君達は始めましてかな？此処で教師をしている夏油傑だよ、よろしくね」

常「あ…あぁ、よろしくおねがいします」

初対面だと、絶対勘違いされるだろう胡散臭い笑み

……無理するな、って言ったのに

『夏油さ…その胡散臭い笑みやめなよ。只でさえ詐欺師みたいな顔してるのに』

夏「突然人を貶してこないでくれるかな」

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「硝子達が医療室で呼んでるから、皆で行こうか」と言った夏油の後ろをそれぞれ付いて行く

五条は当然隣を歩くけどね

飯「…夏油先生は、どんな…人ですか」

『一概に言えないけど、初対面なら…良い人かな』

天哉君が気を利かせて、話を私に振ってくる

夏油の印象ね……第一印象に関しては本人が作った仮面って事は伝えとこ

障「初対面なら……ですか」

『そ。長い付き合いの人は、夏油の事を夏油(クズ)って言うね。私もその一人』

軽く会話している間に医療室に辿り着く

硝子達の声がする

……何か、聞き耳を立てている輩二人を無視して部屋を開ける

真希「七海さんは？」

家「ナイスガイ」

……ん？

多分…自分達に気付いていない三人の分の会話

「灰原さん」

家「アイツはキューティガイ」

ア(汗)

何か話が読めてきた…

真希「夏油」

家「……ハンサムガイ？」

「五条先生は！？」

家「論外」

医療室の入口付近で固まった後、急に笑い転けている私の背を出久君が擦ってくれる

君は変わらないままで居てくれ……