A級ソロ隊員は人を信じない【ワールドトリガー】 (ページ14)

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10こ目の嘘ページ14

毎回編成が変わるため、相手は対策が取りにくく、当たれば皆嫌な顔をするだろう。Aのような戦い方をする者はいない。

というか、できない。
それがAの強み。

今回のトリガーはメインに弧月とアステロイド。サブにアステロイドとスコーピオン(・・・・・・)が、入っている。

スコーピオンによるカゲの攻撃を躱したり、受け流したりして防ぐ。
Aは防戦一方のように見えるが、まだまだ余裕があり、傷を負っていない。

「チッ」

攻撃が当たらない事にカゲがイラついて、大きく武器を振りかぶった。
その隙に左腕を狙って弧月を振る。
カゲの腕からトリオンが漏れていく。

腕を、落とすことば出来なかったが大きな傷だ。Aが優勢である。

その勢いのまま弧月で攻め入りながら、アステロイドでも牽制する。
戦いの中で周りの家に亀裂が入り、崩れていく。

スコーピオンの方が耐久性も低く、少しずつスコーピオンが少しずつ削れていく。

しかし、カゲも応戦してくる。
激しい攻防戦の中、マンティスが放たれた。

それを見切って躱す。

右手に握った弧月で攻撃を仕掛けた。
カゲは、その攻撃も受け止めた。
その時、カゲの心臓付近からトリオンがどんどんと漏れて体に亀裂が入った。

弧月で攻撃を仕掛けると同時にスコーピオンを出し心臓を一突き。

一戦目はAの勝利だ。

また、市街地に転送される。

「っんでスコピと弧月両方使ってんだよ！お前！！」

という言葉とともに突進される。

『っわ！いやいやそういう戦術だから〜。負けたのは？カゲだし？はははっ』

笑いながら、カゲを煽っていく。
カゲは気が短いから必ず挑発にのってくれる。

「っ、テメェ。ムカつく」

ヤバいヤバい。怒らせすぎた。
でも、攻撃に少し粗が出来た。
力は倍ぐらいになってる気がするけど！

弧月で攻撃を受け流していく。一旦大きく後ろに下がって距離を取る。

弧月を消してアステロイドでフルアタックする。トリオンの多さを利用して弾数と威力を増やす。

しかし、カゲも建物の陰に隠れアステロイドを防いだ。
カゲに近づきながら、アステロイドを撃ち続ける。そのまま建物の中に入る。

カゲはシールドと建物を利用して躱し続ける。

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ごめんなさいm(_ _)m更新遅れました。

戦闘シーンって難しいですね…
よく読んでるのですが、ちゃんと理解できるので凄いなぁと思います。