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二宮「何回か休んでいたのは、あの人昔は身体弱かったじゃないですか。
風邪こじらせて扁桃腺パンパンに腫れさせちゃって、熱がしばらく下がらなくて、ノドの痛みで食事もろくに取れなくてしばらく点滴生活だったんですって。
あと、なんで私に話しかけてこなかったか、これが聞いてがっかり。
ホント相バカさんなんですよ。
聞きます？理由。」
櫻井「？？……はい。」
二宮「私がゲームしてたから。」
櫻井「はぁ？」
二宮「私がゲームしてたから邪魔しちゃいけないなって話しかけられなかった、ですって。ふざけてるでしょ？」
櫻井「なんと言っていいか。
ま、まぁ相葉くんらしいっちゃあらしい理由ですね。」
二宮「相葉さん人見知りじゃないてすか。
勇気を出して、一緒に帰ろうって言ったまではよかったんですが、何を話したらいいか考えてたら私がゲームし始めちゃって、きっかけ逃したって。
で、気が付いたら私の降車駅に着いちゃってて。
一緒に帰れて嬉しかったことだけは伝えなきゃって、別れ際にやっとそれだけ言えたって。
意地になってた私も悪いとは思いますよ。
でも、普通一ヶ月も何も話しかけてこないって、そんなのありますっ？」
櫻井「今だから言えるのかもしれないけど、相葉くんならそんなこともしそう(笑)。」
二宮「あの悩んで不安だった時間、返して欲しいですよ。ったく。」
櫻井「悩んだってことは嫌だったんだろ？相葉くんとの関係を崩してしまうのが。
不安だったってことは怖かったんだろ？相葉くんとそのまま会えなくなってしまうのが。」
二宮「………。」
櫻井「いい関係だよね。にのと相葉くん。」
二宮「腐れ縁ですよ……。」
櫻井「羨ましいよ。大人になっても、そんな風な関係が続いてるって。」
二宮「何を血迷ったか２０年以上あの人と続いてるんです。自分でも驚いてます。
正直今でも人付き合いって面倒臭いって思います。
でもそれ以上にこんな風に誰かが隣にいる事が、心地良くて安心するってことをあの人に教えてもらったんです。
おかげでその心地よい人達が、腐れ縁な人達がもう３人いることに気付けました。
………っあぁぁ〜！！」
櫻井「どした？どした？」
二宮「酔っ払っちゃったなぁ〜。」
櫻井「急に恥ずかしくならないでよ(笑)。」
二宮「私の話し散々聞き出したんです。今度は私が翔ちゃんの話し、聞いて上げます。
二宮レポートしてあげますよ。」
櫻井「えぇ〜っ！？」
二宮「次回は櫻井翔さんです。お楽しみに！」
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作者名：43 | 作成日時：2018年11月17日 10時
