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松「見ろ、壁にも血痕が着いてある
ここが現場みたいだな
恐らくAさんは、何かしらあって路地裏に入り、その時に襲われたと考えられる」
高「そう見たいですね
でも一体どうして」
松「盗みって線はねぇな、荷物は何も取られてないし、警察手帳もあるから十中八九Aさん目当てだろうよ」
佐「一体誰が!」
松「落ち着け佐藤
死体が無いなら生きている可能性の方が高い
目暮警部に連絡して捜査を続けようぜ」
佐「...えぇ、そうしましょ」
松「落ち着け...か
ふっ、自分に言えたことじゃねぇのにな
むしろ佐藤、お前の方が落ち着いてるよ」
俺は今すぐ殺してぇと思ってるからな
諸「ゼロっ大変だ!」
降「そんなに慌ててどうした」
諸「Aさんの行方が分からないみたいなんだ!」
降「なんだと!」
諸「さっき萩原からメールが来て、それで」
降「見せろ」
諸「あぁ」
降「チッ、おいヒロ
次いつ集まる予定だった?」
諸「確か...明日だったはず」
降「明日だと?
もう少し先だと思っていたが
松田は来れそうか?」
諸「あーどうだろ
でも松田が1番知ってるよな
なら来ないと話は出来ないから来ると思うけど
でも呼び出しがありそうだ」
降「なら明日の昼だ
時間はあまり無いが状況を知るには十分だろう
ヒロ、悪いが連絡して置いてくれ
おい、風見はどこだ
すぐに呼べ」
風「どうかしましたか、降谷さん」
降「用事が出来た
明日は抜ける事にしたが何かあったか?」
風「いえ、特にこれといった用事は無いはずです」
降「なら緊急な事がない限りは呼ぶな」
風「分かりました、所で用事とは」
降「君に関係があるのか」
風「い、いえ!そう言う訳では」
降「...君も僕の協力者である岸川警部については知っているだろ」
風「えぇ、捜査一課の警部ですよね」
降「その人の行方が分からなくなった」
風「えぇ!?
大丈夫なんですか?」
降「今の所事件の可能性が高い
それで抜ける事にした、あとは頼むぞ」
風「はい、降谷さん」
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作者名:ミミリー | 作成日時:2022年7月21日 4時