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親友だから ページ6

プルルルル プルルルル
萩「はいはーい、どーした陣平ちゃん」

松「...いきなり悪ぃな」

萩「別に平気だよ、でも珍しいね仕事中に電話してくるなんて」

松「ちょっと色々あってな」

萩「あ、そうそう俺さ、Aさんにさっきまで電話してたんだけど全く繋がらないんだよね、何でか知ってる?」


松「その事にも関係ある話だ

...Aさんが消えた」


萩「え、消えたって」

松「行方不明になったんだ」







萩「ま、またまたぁーもう何言ってんだよ陣平ちゃん
あ、もしかしてこれドッキリ?
やだなぁもう、だったら大成功だよ!
めっちゃ驚いたもん」


松「...」

萩「ねぇ...嘘、だよね?陣平ちゃん」

松「萩っ...」



萩「だ、だってさ、昨日だって普通に居たじゃん?
陣平ちゃんと一緒にさ、ご飯食べてたじゃん?


俺らさ、この間約束したじゃん
今度はあいつらも入れてご飯食べるって
Aさんさ、久しぶりに会えるって凄い楽しみにしてたんだよ
Aさんのあんな楽しそうな顔久しぶりに見れたんだよ
明日なんだよ、その約束の日

松田っ...嘘って、言ってくれよ...」

松「萩原...」




萩「...いつからなの、行方がわからなくなったの」

松「...異変に気づいたのは今日の朝らしい、佐藤と高木が目暮に言って、それから部下が何人かAさんの家に行ってみたが帰ってきた形跡は無かった
つまり...Aさんは昨日家に帰って無かった
昨日から...行方が分からねぇんだよっ

俺が今日仕事に行ったのは午後からなんだ...
俺はっ、それまでAさんがいなくなった‪事を知らなかった!
最後に声を聞いたのは俺なのにっ
Aさんから何も感じる事できなかったんだよ!」


萩「待って陣平ちゃん、最後に声を聞いたってどうゆう事」

松「...仕事終わりに佐藤に会った後、Aさんが電話かけてきてその時はいたんだよ...
目暮が言うには巻き込まれたのはその後の可能性が高いだろうって
だから俺がっ!」

萩「違う...違うよ陣平ちゃん
陣平ちゃんのせいじゃない、人はいつ誰に何が起こるかなんてわからないんだから
陣平ちゃんが、気に病むことじゃない
それにAさんはそこらよりも強いから、ちょっとやそっとじゃやられないよ
今の俺らに出来ることはAさんをなるべく早く見つけ出す事」


松「わかってる、Aさんを何のために攫ったか分からねぇが、ぜってぇ捕まえてやる

...すまねぇな萩、色々と
おかげで少し楽になった」

萩「俺ら親友だからな」

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作者名:ミミリー | 作成日時:2022年7月21日 4時

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