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さっさと着替えて、病院の駐車場へ向かう。
夜勤じゃない日は必ずと言っていいほど
家に帰るようにしている。
夜勤でもないのに病院に泊まるなんて
意味がわかんないから。
やらなきゃいけないことは勤務時間中に。
これが私のポリシーでもある。
完全に自分の世界に入っていたら、
急に後ろから肩を叩かれる。
振り返ると、弟の颯馬。
「 なに、急に。 」
颯馬「 いや、別に。もう帰んのかと思って。 」
「 仕事終わったらさっさと帰る。
自分の時間も大切なの。 」
颯馬「 姉ちゃんは実家で働くつもりあんの? 」
なんだ、そんな事が聞きたかったのか。
「 あるわけないじゃん、ろくに会ってもない
父親が医院長の病院とか絶対嫌だし。 」
颯馬「 ふーん。んじゃ、また明日。 」
そう言って自分も帰るのか、更衣室に向かって
歩いていく。
「 颯馬!! 」
颯馬「 なに。 」
「 あんたが今どこに住んでんのとか1ミリも
知らないけど、私が翔北で働いてるなんて
絶対父さんに言うなよ。 」
颯馬「 はーーーい。 」
と、わかってんのかわかってないのか
よく分からない答えだけが返ってきた。
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* ひとみ *(プロフ) - 、さん» 対応させて頂きました。 (2018年8月12日 11時) (レス) id: fa79d1bb9b (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月12日 4時) (レス) id: 396a1c7c0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:* ひとみ * | 作成日時:2018年8月11日 16時