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【 灰谷side 】
ヘリの中で名取先生に言われた言葉で、
僕はすっかり怯えていた。
風海「 あんた、何突っ立ってんの。
何もしないなら翔北戻ってもらってもいいよ。 」
と、患者さんを見ながら言われた。
初めての現場。
何からしたらいいのかわからなくて、
結局突っ立ってることしかできない。
風海「 あんた、口ないの?
やることわかんないんだったら聞いてきなよ。 」
「 す、すみません。
僕は何をしたらいいですか? 」
風海「 この赤タグの患者さん、バイタルの変化に
注意して見といて、私はもう1人見てくるから。 」
そう言って颯爽と行ってしまう名取先生。
冴島さんも名取先生の方へついて行ってしまった
ということは、この患者さんを診れるのは僕だけ。
“ 人の人生を左右する立場に立つ。 ”
この言葉の重さを今初めてわかった気がする。
風海「 灰谷!そっちの患者ヘリで先に搬送する。
あんたと冴島でヘリ。私は白車でこの患者と
翔北戻るから。 」
え、、僕1人でヘリに。
もし、患者さんが急変したら?
僕じゃ対応できないことが起きたら?
風海「 何してんの?医者は2人しかいないの。
あんたと私。ずっと一緒ってわけじゃないの。
患者情報は私から連絡しとくから、さっさとしな 」
気づいたら僕は冴島さんと患者さんの3人で
ヘリの中にいた。
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* ひとみ *(プロフ) - 、さん» 対応させて頂きました。 (2018年8月12日 11時) (レス) id: fa79d1bb9b (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月12日 4時) (レス) id: 396a1c7c0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:* ひとみ * | 作成日時:2018年8月11日 16時