・ ページ2
.
.
前を通り過ぎるときにチラッと見ると、ほらやっぱり！！！見てるってば！！！
えっ、あたしこの人と知り合いだっけ、違うよね、絶対知り合いじゃないよね？
.
丸山「 あ〜誰やねん、ジュースのパックなんて入れるヤツ！ 」
『 …めちゃめちゃだね 』
丸山「 動物園やな(笑) 」
.
.
気にせず丸山と分別をせっせとしてると、見られていたことなんて気にしなくなっていたあたし。
二人でやったからか結構早く終わって教室へ戻ろうと振り返る。
…なんでまだ見てるの
.
.
丸山「 あれっ、すばるくんや！ 」
.
急に大声を出したかと思えば、五人組のところへ向かう丸山。
なんだ、丸山の友達だったんだこの人たち。
.
渋谷「 いま気づいたん？ 」
丸山「 おん、話しかけてや〜 」
渋谷「 いやや 」
丸山「 みんな掃除サボっとるん？(笑) 」
錦戸「 ……Ｃ組なん？ 」
.
あ〜雨降るのかな？傘あったっけ…
さっきよりもドンドン空が曇ってきてるな〜やだなあ
.
錦戸「 Ｃ組なん？て、聞いてるんやけど、 」
.
……え？
空から五人組へ目線を向けると、ずっと見ていたこの人はあたしを見たまんまで、
……あたしに聞いてんのかな、聞いてるんだよね？
.
『 …Ｃ組、です 』
錦戸「 ふうん 」
.
.
え、え、え、聞いといてそれだけ？
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 101人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みるく | 作成日時：2021年4月5日 1時
