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「 いらっしゃいませ、えっ、章大くん! 」
安田「 四人やねんけどいける? 」
「 えっとね……カウンター空いてるし、個室もいけるんだけど相席になっちゃうかな… 」
安田「 あ〜、どうする?A人見知りやから相席嫌やろ? 」
「 A、ちゃん…? 」
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背の高い裕くんの後ろに隠れてて見えなかったであろう、あたしに気づいて驚いてるミカちゃん。
え〜、ほらやっぱり可愛い。なんとなく忠義がすきそうな感じの子だもん。
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大倉「 ミカちゃん、どした…A、 」
『 ただよ
「 あ、忠義くん!今、章大くんたちどこに案内しようかなって話してた! 」
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忠義の視線はあたしにきたけれど、すぐにミカちゃんに向けられた。
目の前で仲良く話す二人は、周りから見れば美男美女でお似合いだった。
二人の話声が聞こえる度に胸がチクリと傷む。
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そんな時、優しくあたしの頭を撫でたのはあたしの右隣にいた章ちゃんだった。
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安田「 なぁ、はよ案内してくれへん? 」
大倉「 あ…そやな、ごめん 」
安田「 A人見知りやけど別に相席でもええから個室にして 」
大倉「 …A、亮ちゃんとマルと相席でもええかな 」
『 え、うん全然平気 』
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なんで忠義がしんどそうな顔をしているのか、なんで章ちゃんが怒っているのか、
あたしは分からなかった。
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作者名:みるく | 作成日時:2019年2月21日 22時