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「 えー!本日はこんなに大勢の方々お集まりいただきありがとうございました! 」
「 各自飲酒運転だけはせずに、タクシー電車バス利用してお帰りください! 」
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主催者の一言で終わった飲み会。
さっきまで隣にいた錦戸くんと丸山くんはこれから別の女の子達と二次会に行くみたいだ。
…てことは、忠義もいっしょにいくのかな?
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渋谷「 シメのラーメン行かへん? 」
村上「 すばる食いすぎやて、今日 」
渋谷「 どうせ雛もまだ食えるやろ、横も行くやろ? 」
横山「 あー、そやな 」
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すばるくん達の話を聞きつつ、きっとまだ店の中にいるであろう忠義の姿を探す。
スマホを開いて忠義に連絡しようとすると、あたしのスマホの上に手を置く誰か。
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安田「 Aは? 」
『 ……え? 』
安田「 らーめん、行かへんの? 」
『 あ〜…うーん…… 』
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肝心の忠義がどこにいるかわかんないから行ってしまおうかな。
あたしだってたまには夜遅くまで遊んでいたい。
行こうかな、って返事をしようと顔を上げようとすると目の前にいたのは章ちゃんじゃなかった。
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大倉「 悪いんやけどヤス達だけでラーメン行って 」
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いつもなら、忠義がヤキモチ妬いてくれてるんじゃないかって思えるのに、あたしは、
忠義を挟んで向こう側にいる章ちゃんが傷ついてるか、心配だった。
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作者名:みるく | 作成日時:2019年2月21日 22時