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付き合っているのかな、あの二人、
そう思ってしまうくらいお似合いだった。
美男美女って言葉が似合うような二人だったな。
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川崎「 …まぁあの二人同じクラスらしいし、 」
『 お似合いだったね、付き合ってるんじゃない？ 』
川崎「 それは無いでしょ、だってAのことずっと可愛いって言ってるんだよ？ 」
『 …あたしなんか全然可愛くないし、っていうかそれただの噂でしょう 』
川崎「 丸山と安田が嘘つくと思えないけどね 」
『 ……そうだけど、さ 』
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だって、あんなに楽しそうに女の子と話している錦戸くん見るの初めてだったんだもん。
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『 あ、歴史の教科書忘れちゃった 』
川崎「 はいドンマイ 」
『 ちょっと借りに行こ、ついてきて！ 』
川崎「 はいはーい 」
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まだ授業が始まるまで時間もあるし隣のクラスに行くと入り口のすぐ近くに安田くんの姿。
なにこれあたしめちゃめちゃ運あるじゃん？
あたしに気づくと安田くんは一緒にいた友達になにか言ってこっちに来てくれた。
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安田「 あれぇAちゃんとマイちゃんどうしたん？ 」
川崎「 あー、わたし安田に用事ないんだけど丸山いる？アイツに貸したマンガ返ってこない 」
安田「 マルー！ 」
丸山「 ほいほ〜い！ 」
川崎「 あ、ねぇあんたさぁ 」
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安田くんって本当に優しいんだな…優男って言葉が似合うのは安田くんだけだな…。
なんて考えてると安田くんがあたしの顔を見て口を開いた。
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安田「 ん、Aちゃんは？誰に用？亮？ 」
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……なぜ錦戸くんになる？
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作者名：みるく | 作成日時：2018年6月20日 16時
