スゴい！！ ページ2
｢もー三ちゃん！Aちゃんの邪魔しちゃダメよ。｣
｢邪魔じゃないわい。アイツの勇姿を見届けるんだよ。｣
木刀を担ぎ、理子の言葉を聞き流す。
マ、伊藤は止めないってことは気にはなってるってことだ。
｢理子ちゃん、コイツこんなこと言ってるけどAちゃんの事心配なだけなんだよ。｣
｢テメェ伊藤余計なこと言うんじゃねぇよ！｣
｢そうなの？三ちゃん。｣
そんな風に聞かれて、なんて答えればいいんだ。
どう答えても俺に不利益…………。
こういう時は答えない！ヘタに言うのはダメダメ。
｢あ、ちょっと三ちゃん！…もうっ。｣
｢まあまあ。三橋のヤツ道場の場所知らないから教えてやってよ。｣
｢！確かにそうだわ。三ちゃんわからないのにドンドン行っちゃうんだから。｣
ーーー
ーー
ー
理子の案内で着いたのは白崎道場。
｢勝手に入っていいのか？｣
｢いーだろ。見学じゃ見学。｣
そっと少しだけ戸を開けて中を覗く。
｢あ！Aちゃん！｣
｢うるせぇぞ…！声小さくしねぇとバレる…！｣
｢Aさん！？どこだ！｣
｢だからうるせぇって今井……！…は？今井？｣
聞き覚えのある声に振り向けば肩で息をしている今井と、それより酷く疲れている谷川。
｢なんでここにいるんだよ……！｣
｢三ちゃんを追いかけてた時に見かけたから。｣
｢Aちゃん絡みだし、一応呼んだ方がいいかなって。｣
｢その通り！Aさんのいる所に俺ありだ！！｣
｢ッッッだからうるせぇって…………！！
…わかった、今日は特別に許してやる。だから騒ぐなよ……！｣
｢オウ……！！｣
再び中を覗く。
Aの背中が見えて誰かと話しているのが見える。
声からして男なのはわかるが、顔が見えねぇから何とも言えない。
俺たちが話している間に事が進み、Aと男以外は端によった。
どうやらAと男の一騎打ちらしいが……。
………？
｢あ、アイツ、｣
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ゆんぼ(プロフ) - めちゃ面白いしきゅんきゅんするとこもあって好きです！応援してます！ (2020年10月26日 23時) (
レス) id: 8b39e585a8 (このIDを非表示/違反報告)
奏汰くん(プロフ) - めっちゃ好きです！応援しています！！ (2020年8月10日 21時) (レス) id: 6183c7bdcd (このIDを非表示/違反報告)
きょーりん(プロフ) - マリイさん» 中野いいですよね！検討します！リクエスト？ありがとうございます〜！ (2020年8月4日 12時) (レス) id: abd015fc67 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 夢主と中野誠(アニメの方にしか居ない人だけど)が付き合ってる設定の小説も書いて欲しいです (2020年8月1日 23時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きょーりん | 作成日時：2020年8月1日 22時
