#河川敷の決闘！ ページ36
｢俺たちのこと害虫って言ったの取り消せ！！｣
｢本当のことを言ったまでだが。｣
｢理解できないとは思わなかったな。｣
まだそんなこと言うなんて。
確かにまだまだ弱いかもしれない。
けれどみんな同じように努力してる。
｢もう絶ッ対許せねぇ……！！！！
俺達の必殺技を見せてやる、今すぐ決闘だ！｣
ーーー
ーー
ー
彼らは御影専農キャプテンの杉森くんとエースストライカーの下鶴くんというらしい。
すごい自信だなあ。
なんとか説得をして決闘をすることになった。
まずは円堂くんと下鶴くんの対決。
…どんなシュートを打つんだろう。
勝てないってことはあのゴットハンドにも匹敵する必殺技を持ってるってことだよね。
まあ円堂くんがゴットハンドを使うかは別としてね。
ホイッスルがなり、下鶴くんはドリブルを始める。
そしてボールを高く蹴りあげた。
｢……え、？｣
｢《ファイヤートルネード》｣
下鶴くんが打ったのはファイヤートルネードだった。正真正銘のファイヤートルネード。未完成でもなく、偽物でもない。
必殺技をコピーしたっていうの？
｢《熱血パンチ》！！｣
円堂くんは一度ボールを弾くけど、そのボールはゴールに入ってしまう。
｢…修也くん……。｣
｢……。｣
修也くんは険しい顔でグラウンドに入っていく。
修也くんがボールを蹴る。
円堂くんがこちらに帰ってきて修也くんの対決を見守る。
大丈夫、修也くんのファイヤートルネードはとても強い。
コピーなんかに負けないわ。
そして修也くんはファイヤートルネードを打った。
｢《シュートポケット》｣
杉森くんの必殺技、シュートポケット。
修也くんのファイヤートルネードはみるみる威力を失い失速した。
そしてファイヤートルネードは止められてしまった。
｢証明は終わった。｣
そう言うと杉森くんはグラウンドを出ていく。
みんな修也くんのシュートが止められたことに驚いている。
…驚いているというか、……雷門のエースストライカーのシュートをいとも簡単に止めたあのGKに対して、少し恐怖もあると思う。
この御影専農に私達はどう立ち向かえばいいんだろう。
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雫(ｼｽﾞｸ) - とても面白いですね！ 作者さんのペースで更新を頑張ってください。 オリオンの刻印が好きで２つの作品を書いてます。 (自分の事までコメントしてしまい、すみません。) 無印では、特に帝国学園やエイリア学園が大好きですよ! (2019年6月2日 14時) (
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作者名：きょーりん | 作成日時：2019年5月30日 23時
