#ドラゴンが出た！ ページ21
｢《ファントムシュート》！｣
円堂くんの行動にお構い無しに必殺シュートを放つキャプテン。
円堂くん……！！
｢《熱血パンチ》！！！｣
｢え、｣
円堂くんは見事な身のこなしでシュートを上へ弾きしっかりとキャッチした。
それに新技だ。
それよりどうしてゴーストロックを止められたんだろう。
｢わかったんだよ。ゴーストロックの秘密が！
コロコロ代わるフォーメーションでグルグルになった俺達の頭にあの監督が�犹澆泙讚瓩辰動甜┐鮑�り込む。
つまり！俺達は目と耳をゴワンゴワンにされていたんだよ。｣
…円堂くん、もっと他の言葉なかったのかな。
風丸くんも壁山くんも(影野くんはわからない)目を丸くしていた。
｢視覚と聴覚にうったえる催眠術だったんですよ、ゴーストロックの正体とは。｣
｢催眠術……だから頭に残っていたのか。｣
｢だからキャプテンゴロゴロドカーンって…。｣
呪文すら打ち消す円堂くんの声に催眠術が解けたってことか。
それを咄嗟に思いつく円堂くんってやっぱりすごいな。
｢フォワードにボールをまわせ！｣
円堂くんからボールを受け取った少林くんは染岡くんにボールをパスすることを躊躇った。
……染岡くんもすごいFWだと思うんだけどな。
｢アイツを信じろ少林！
……俺達が守り、お前達が繋ぎ、アイツらが決める！！
俺達の一点は全員でとる一点なんだ！！｣
その熱い言葉にみんなの表情が変わった。
確実に雰囲気も良くなっている。
これなら…！
｢無駄だ！鉈がゴールを守る限り、俺達の勝利は確実だ！！｣
そうだ…ゴーストロックの謎は解けたけど、あのキーパーの技はまだ打ち破れていない。
｢ヤツの手を見るな！あれも催眠術だ、平衡感覚を失いシュートが弱くなるぞ！｣
｢お前…ずっとそれを探っていたのか！｣
染岡くんの前に立ちはだかるDF。それに苦い顔をきた染岡くんはドラゴンクラッシュを放つ。
けどそのシュートは真上に上がっていく。
｢違う、シュートじゃない、パスだ！！｣
そのパスを受け取った修也くんはファイヤートルネードを打った。
キーパーは止められることも無くシュートは決まった。
そしてその後も《ドラゴントルネード》により逆転。
雷門中は尾刈斗中に勝利したのだ。
染岡くんも修也くんのことを少し認めたみたいだった。
｢よし！次はフットボールフロンティアに乗り込むぞ！｣
｢｢｢｢おー！！｣｣｣｣
さらなる高みを目指して！！
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雫(ｼｽﾞｸ) - とても面白いですね！ 作者さんのペースで更新を頑張ってください。 オリオンの刻印が好きで２つの作品を書いてます。 (自分の事までコメントしてしまい、すみません。) 無印では、特に帝国学園やエイリア学園が大好きですよ! (2019年6月2日 14時) (
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作者名：きょーりん | 作成日時：2019年5月30日 23時
