お、おお、そお？ ページ15
はいー、人生に何回かあるどう頑張っても逃げられないやつー
フラグ回収おつー。
｢よお、お嬢ちゃん、石橋と吉村ってやつ知らねぇか。｣
｢どこの石橋と吉村か知りませんけど。まあ聞いたことはないです。｣
｢随分肝が据わってんな、怖くねーのかい？｣
｢いや、これ、マジの話。めっちゃ怖いっす。｣
だよなー！と何故か笑われた。
ぎゅ、とカバンを握りしめる。
どうするA。
ここで手を出すか、いや勝てるわけがない。
だって兄ちゃんみたく運動神経抜群じゃないし！
特別強い訳でもないし！
かといってこのままだとなされるがままだぞ、いいのかそれで。
いいわけねぇだろ！！！
あー、せめて前見たく二人とかならなー。
四人だもんなー、倍にしてくんなや！
それにきっとまぐれであん時は勝てた。
もう一回あの突進がきく気がしないよ。
てかこんなにだまってんのに、なんで待っててくれてるんだ、相手は？
あれか？子供向けのテレビアニメの変身待ってくれる敵か？そうなのか？
はっとして、前を向くと誰もいなかった。
｢え、｣
もしかして幽霊？やめろよ、そういうの無理だっつーの！
しかし嬉しいことに相手は地面に転がっていた。
良かったー幽霊じゃなくて！
いや、違う、誰やったのこれ。
辺りを見回すと青い制服が目に入った。
あの後ろ姿、あの人だ！
きっと助けてくれたんだ…違ったら恥ずかしいな。
｢あの、｣
｢はいっ！｣
｢あ、この前の、｣
そうですと言おうとするとガシッと肩を掴まれた。
へー、どういうこと。
やばいやばいやばいって！！
熱いよ、肩が！発火する！！！
｢絡まれてましたが大丈夫でしたか！｣
｢はい、大丈夫ですぅ、…あ、ありがとうございます〜……！｣
ガックガック容赦なく揺さぶってくる。
力強ーい。
｢ちょ、今井さん！揺らしすぎですって！｣
｢お！？おお、すまねぇな。｣
｢いえ、大丈夫です、｣
えー……普通に話せてる。
｢あの助けて頂いてありがとうございます。｣
｢いえ！男として当然のことをしたまでです。｣
｢お、男らしいですね！…あ、お名前聞いてもいいですか？｣
｢今井勝俊です！｣
｢あ、三橋Aです！｣
つられて大きくなる声。
それに今井さんと隣の人は目を丸くした。
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美紀 - 今日俺お姉ちゃんとドラマ見てますLDHグループの鈴木伸之君と三橋役の俳優さんが好きで見てます最高です伊藤君も大好きです (2019年7月26日 10時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
梅桜(プロフ) - めっちゃおもろいです！更新頑張ってください！ (2018年11月28日 21時) (レス) id: d21122adf8 (このIDを非表示/違反報告)
アヤト - 面白いです！続きが楽しみです！ (2018年11月26日 23時) (レス) id: 848c6a8d1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きょーりん | 作成日時：2018年11月24日 20時
