＊噂の転校生 ページ6
｢……ふむ、色々ツッコミたいところはありますが大方わかりました。｣
あの後約束があるというので伊藤と京子は二人で出かけてしまった。
そして明美に伊藤と京子の馴れ初めを聞き終わり初めに戻る。
(あぁ、私が眠っている間に京子に危機が迫っていただなんて。)
｢そこでなんやかんやあってあの二人は晴れてラブラブカップルになったんすよ。｣
｢そのなんやかんやが一番気になりますがいいでしょう。｣
あ、と思い出したかのように置き去りにされた金髪、三橋に声をかけた。
｢忘れてしまっていてすいません。お名前は三橋貴志さんでよろしいですね。｣
｢わ、忘れてしまっていたって…よく本人を前にして言えたね〜……。｣
ここに残っていたのはAと明美そして三橋だ。
三橋が女子トークに入ってくる訳もなくそのままスルーしていたのですっかり忘れていた。
｢軟高のー、三橋貴志でーす。｣
｢私の自己紹介は終わっているので省略させてもらいますね。ところであの、伊藤さんの相棒なんですか？｣
｢あ、ちょっと待ってください。そこデリケートなんすよね。アイツの相棒が俺、じゃなくて、俺の相棒がアイツなんですよね。｣
グイグイと喋る三橋に嫌な顔一つせず聞くA。
｢ぶっちゃけ、伊藤さんは強いんですか？｣
｢まー俺には劣りますがね〜。そこそこ？まあそこそこの？強さはありますよ？｣
ふむ、と考え込み何やら難しい顔をして唸るA。
そしてため息を一つついた。
｢京子の頼みだったので踏みとどまりましたが……やはり、見定めなければ。｣
｢いや見定めてダメって言われてもぜってぇわかれねぇっすよ。｣
｢なに、こちらがぶっ飛ばせばいい話です。｣
(どこをどうしたらいい話？)
そして三橋さんとAは三橋を見つめる。
そしてゆっくり喋り出す。
｢三橋さん、伊藤さんの登下校の時間、目安でいいので教えてくれませんか？｣
｢そりゃまたなんで？｣
｢しっかり京子を送り届けているのかテストします。｣
｢ひゅ〜〜、ちょーこわ。いいぜ、協力してやるよ、｣
そして話は進みついに�牋貌�さんの彼氏適正テスト�畉鄒錣�出来上がった。
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もちまる - 面白いです！更新楽しみにしてます(*´`*) (2018年11月4日 23時) (
レス) id: baed5daad7 (このIDを非表示/違反報告)
オキ(プロフ) - 主人公の京子ちゃん溺愛っぷりいいですねw更新頑張ってください！ (2018年11月4日 22時) (レス) id: 0da5fa57f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きょーりん | 作成日時：2018年11月4日 19時
