欠伸 ページ32
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CY「おはよ」
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『おはようございます』
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口を手で押さえながら欠伸をする先輩が視界の端に映った
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寝不足なのかな
そう勝手に考えるも話しかける気はない
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あぁ、今日の授業は退屈だな
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CY「ふぁあ……」
『ふぁ……』
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CY 「シンクロしたね」
『……退屈ですね今日は』
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授業が終わるまで私たちは隣に感染させるように欠伸の応酬を繰り返していた
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『この本、とても面白かったです』
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以前借りた本をパク先輩に差し出しお礼を伝えれば
先輩は笑みを貼り付けた
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BH「……うわ、お前まさかバイト掛け持ちするつもり？」
大学内のカフェテリアで広げた求人雑誌を
カレーを食べながら睨むベッキョン
DO「お兄さん許さないと思うよ」
無表情で蕎麦をすするギョンス
『店長のせいでシフト半分も減らされたのよ！月20万稼げたはずが10万に減ったってことなの！』
BH「お前は金の亡者か」
DO「10万でもかなり良い方だと思うけどね」
この社畜が、と吐き捨ててくる2人
BH「大体なんでそんなに昔っから金にうるさいんだよお前は」
『将来なにがあるか分からないのよ』
私が温度のない声で吐けば、ベッキョンは思い出したように押し黙る
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DO「給料はいつもどうしてるの？」
『えっと、電気ガス水道代で月2万払って、あとは食費と貯金に回ってるかな〜〜』
BH「お前、女子大生なんだから流行りの服とか買えばいいのに」
DO「今着てる服だって週に2回以上は必ず見てるよ」
『あ、洗ってるんだから良いでしょ！！』
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LH side
XM「あー光熱費とかは全部Aが払ってくれてるよ。俺？俺は家賃と食費と……貯金かな？」
妹と2人で暮らしてる
両親他界
そんなワードが耳に入れば、大体の人間はミンソクを可哀想な奴だと見る
お金に困ってる兄妹なんだと
XM「え？いくら貯まってるか？教えないよㅋㅋ」
でも実際のところ
�犧�は�甼眩�面で困ってはいない
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ユウ(プロフ) - ゆーかさん» ありがとうございます！！頑張って更新させていただきます！！！ (2018年4月19日 7時) (
レス) id: 9de56f798b (このIDを非表示/違反報告)
ゆーか - この小説好きです！更新楽しみに待ってます！ (2018年4月18日 20時) (レス) id: 987a381ab3 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ 3rd(プロフ) - alexandrite_bbcさん» コメントありがとうございます！！温かい反応が頂けて安心しました！亀更新といいながらしばらくは毎日更新するつもりです！これからもよろしくお願いします！！ (2018年4月17日 18時) (レス) id: 9de56f798b (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新とても楽しみに待っております^^ (2018年4月17日 9時) (レス) id: b305d9b979 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ x他2人 | 作成日時：2018年4月14日 0時
