白の九尾狐【文スト】

非捕食者と捕食者 ページ8

此処は最初に目覚めた部屋だろうか、、、




見覚えのある蒲団、







私と彼が寝ていた部屋、

昨日は私の誕生日で、狐の彼が迎えに来て、

それからお仕置をされて、

桃を差し出されたけど気持ち悪くて、気を失った。


二日間で普通では有り得ない事を体験した。








『ｯ！』








思い出しただけでゾッとした。








彼は恐らく人間を糧に生きている。

なら何故糧である私を好きになったのだろうか、？



解らない。




解らないが為、怖い。


いつ殺 されるかも解らない恐怖。






私は永遠に恐怖しながら此処で過ごすのだろうか...








厭だ、絶対に厭。










どうして、？







どうしてなの、？








『どうして私を選んだの...。』















「.......................」

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