検索窓
今日:7 hit、昨日:53 hit、合計:14,574 hit

綺麗な妖怪 ページ28

『一寸!妖怪がいっぱい居るじゃない!』
「そうだねぇ。」
『私が喰られてもいいのか!?』
「大丈夫、君は私の妖術で他の妖怪からは見えないようにしている。」



妖術、、、



本当に見えないのか?
私は試しに横を通り過ぎた妖怪の服の裾を引っ張った。





「なんだ?」





...どうやら本当に見えてない様だ。
へぇ、妖術凄。


「安心したかい?」
『...』
「無言という事は肯定でいいね。」




はぁ、今回は助かったが、油断も隙も無い奴だ。
(つくづく)嫌な奴、、、



















┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
『ねぇ、おんぶにして。』

「えぇー?私としては姫抱きをしてAの顔ずっと見ていたいンだけどなぁ。」






『おんぶの方が密着度上がるよ?』






「...仕方ないな〜。」






なんか此奴の扱い方分かってきたぞ。




『...何時着くの?』
「もう直ぐだ、」

「ほら、屋敷が見えて来たろう?」
『これまた立派な。』




...今更の話だが、妖怪の医者に診てもらって大丈夫なのか?
診てもらう、という事は私が人間だとバレる。
人間だとバレた瞬間取って喰われないだろうか...?



不安しかない、、、





「...安心しなよ、今から会う人はそんな事しない。」

『心、読めるの?』

「損な顔されれば誰でも解る。」




『あっそ。』



...まぁ、もし損な事あれば此奴も助けて呉れるか、







コンコンコンと三回狐がノックした。
数秒後ドアが開かれた。

出て来たのは綺麗な人だった。
否、綺麗な妖怪か。





?「...何用じゃ、太宰。」
?「人間の小娘など連れて。」




「この子の怪我を治して欲しい。」
?「...入れ。」



「邪魔するよ、姐さん。」
『御邪魔します...』

尾崎紅葉→←激痛



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (58 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
93人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

MIMI - 初コメ失礼します!m(*_ _)m私好みドストライクの小説です!体調に気を付けて頑張ってください! (4月30日 20時) (レス) @page34 id: 75400bec62 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - akaringoさん» ありがとうございます!褒め言葉嬉しいです!やる気が出ます! (3月20日 7時) (レス) id: 1e50b54ffb (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 一般人さん» ありがとうございます! (3月20日 7時) (レス) id: 1e50b54ffb (このIDを非表示/違反報告)
akaringo(プロフ) - 受験お疲れ様です!!夢主ちゃんの毒舌っぷりが最高です!!無理ない程度に更新頑張ってください!!╰(*´︶`*)╯♡ (3月20日 0時) (レス) id: 668d480e22 (このIDを非表示/違反報告)
一般人 - (名前)さん» もっと百鬼夜行の小説増えてほしいですね!受験合格おめでとうございます!! (3月19日 19時) (レス) @page29 id: 329d2d600a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:猫丸 | 作成日時:2023年11月12日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。