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激痛 ページ27

目の前に居るのは間抜けな(つら)をした狐。













此奴まじで如何した?
何をそんなに驚く?


幾ら考えても其の疑問は解消される事は無く、私はキツネに尋ねてみる事にした。




『如何したの...?』


「あ、否別に何も無いよ...」


『そう...』


「うん、もう行こっか。」




そう云った時には狐は何時もの余裕な表情に戻っていた。





「もうこんな時間だし、そろそろ寝ようか。」






『うん...』



余りにも普通な態度、私の見間違いだったのだろうか?


否、あれは私の見間違いでは無い。
確実に此奴の様子が可笑しかった。




「...A。」





『何、』



「早く寝ないと接吻しちゃうぞ〜♡」
『寝まーす。』







その一言で私は考えるのを辞め、深い眠りへとついた。



















┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
『痛い!』



朝、起きれば昨日よりも脚が痛く、私は飛び上がってしまった。



糞、何故こんなにも痛い!
昨日は少しマシだったのに!



そんな事幾ら考えても答え等出る筈も無く、取り敢えず病院にでも連れて行って貰おうと狐を起こす事にした。



『ねぇ!起きて!』


『起きなさいよ!此糞狐!』
















「あんまりじゃない?」



やっと起きた様だ。


『脚が昨日より痛いの、病院に連れて行って。』




「えぇ〜、折角Aから私に触れてくれる様になったのに?」





此奴ウザ、
こうなったら奥の手を使うしかないか...











『病院に連れて行って呉れるなら御褒美あげちゃう。』





此奴は自分で云うのもあれだが、めっちゃ私の事が好きだと思う。
御褒美が貰えるのなら多分病院に連れて行ってくれる筈...!














「成程、君は賢いね。」
「勿論、連れて行ってあげる。」




きゃっほーい!
単純なヤツだ!

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MIMI - 初コメ失礼します!m(*_ _)m私好みドストライクの小説です!体調に気を付けて頑張ってください! (4月30日 20時) (レス) @page34 id: 75400bec62 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - akaringoさん» ありがとうございます!褒め言葉嬉しいです!やる気が出ます! (3月20日 7時) (レス) id: 1e50b54ffb (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 一般人さん» ありがとうございます! (3月20日 7時) (レス) id: 1e50b54ffb (このIDを非表示/違反報告)
akaringo(プロフ) - 受験お疲れ様です!!夢主ちゃんの毒舌っぷりが最高です!!無理ない程度に更新頑張ってください!!╰(*´︶`*)╯♡ (3月20日 0時) (レス) id: 668d480e22 (このIDを非表示/違反報告)
一般人 - (名前)さん» もっと百鬼夜行の小説増えてほしいですね!受験合格おめでとうございます!! (3月19日 19時) (レス) @page29 id: 329d2d600a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:猫丸 | 作成日時:2023年11月12日 19時

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