白の九尾狐【文スト】

拉致？ ページ14

『離れろーーーーー！』

｢ｯｯｯ〜〜！｣



恐らく、賢そうな彼でも之は予想つかなかっただろう。
迚痛そうに耳を押えていた。

これじゃあ私が悪いみたいじゃない、、、



『せ、正当防衛だから私は悪くないよ。』



これなら私は悪くないだろう、
それだけを言い残し私はこの屋敷を後にした。









サテ、何処に行くべきか、









宛先は無し、此処が何処かも判らない。

...何となくでふらつくか、



其れから私は色々な場所を歩き回った。




その中で気付いたことが一つ、
此処には妖怪しかいない。



道中には猫、犬、人間は以ての外、妖怪しか見かけなかった。












詰まり、此処は"異界"という所だろう。













全く、変な所に来てしまったものだ、


そこから色々考えたが、太宰治とかいう糞狐は人間を喰らう、なら此処の妖怪も人間を喰らうという結果が出た。

なので妖怪は極力避けるよう行動した。





然し先程云った通り、此処は妖怪しかいない。

避けるのには限界があって、見つかってしまいました〜。




否、マジでやばい、


｢御前、人間か？｣

『ににににに人間な訳ないじゃないですか〜！』




｢やっぱり人間じゃねぇか。｣

なんでわかったの！？


｢此処にいたら喰い殺 されるぞ、｣

｢早く出てけ。｣

あれ、？殺されない、？




...信用出来るか判らないけど、相談してみようか、？





『...帰り道が判らないんです、』




｢あぁ？面倒いな、取り敢えず家に来い。｣


『へ？』





其の瞬間、何故か俵担ぎをされパニックになった。

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