199話帰還 ページ11
乱雑に放られたかのように地面に体が叩きつけられた。それは皆も同じだったようだ。
篠突く雨が今は心地良い。
ﾅﾂ「帰ってきたぞーーーっ！！！」
ｸﾞﾚｲ「そうだ
どたどたと慌ただしく街を見下ろすと、いつもの街並みも大聖堂もギルドもある。
ﾅﾂ「元通りだ！マグノリアの街も！！」
ﾊｯﾋﾟ「やったぁ！！」
ｴﾙｻﾞ「喜ぶのはまだ早い。人々の安全を確認してから…」
「大丈夫だよ！一足先にアースランドに着いたからね。色々飛び回ってきたんだ。ギルドも街の人も皆 無事だったよ！」
頭上から声が降ってきた。
まさか、と見上げると大勢のエクシードが空を飛んでいる。
そうか、エクシードはエドラスで唯一 体内に魔力を持つ存在。だから、俺たちと一緒にここに飛ばされたんだ。
ｼｬ「冗談じゃないわよ。こいつらは危険！エドラスに返すべきよ。」
シャルルは相当ご立腹だ。皆で宥めるが、聞く耳を持とうとしない。
すると、女王様と周りのお年を召したネコたちが昔話を始めた。
六年前、女王 シャゴットは地に堕ちるエクスタリアの予言を見た。当時の彼女らはそれを人間の仕業と勘違いし、人間との戦争から子どもだけをエドラスから逃がす計画を実行した。表向きには
計画は成功したものの、一つ計算外があった。それはシャルルの“予言の力”。逃がした100人の子どものうちシャルルだけがその力を持ち、エドラスの断片的な未来を予言したことで、ありもしない使命を作り出してしまった。
全て自分の責任だと話す女王様を周囲のエクシードは暖かい言葉で包み込んだ。
「せっかくアースランドに来たんだ。六年前に避難させた子どもたちを探しましょう！」
「僕たちにも新しい目標が出来たぞ！今度は人間と仲良くしよう！！」
ﾅﾂ「ははっ！前向きなやつらだな！！」
そうしてエクシードたちはマグノリアを越え、遠くへ飛び去って行った。
謎の手の動きが伝染した皆はギルドへ帰ろうとしている。
ｶﾞｼﾞ「ちょ、ちょっと待て。リリーはどこだ？パンサーリリーの姿がどこにもねえ！！！」
『ソルテの姿も見てない…一体 どこに…』
ﾘﾘ「俺ならここにいる。」
茂みの影から姿を現したのはつり目の黒いネコと…
『ソルテ！！』
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ま い ま い(プロフ) - マナさん» あまりにも酷似した内容はNGですが、参考程度なら大丈夫ですよ〜。ただその作品に参考元を記載して欲しいのと、確認のため私にその作品を教えていただきたいです。 (11月20日 10時) (
レス) id: 140028ed61 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 話（作品）を参考にしたいのですが… (11月6日 19時) (レス) id: 73f360e95a (このIDを非表示/違反報告)
ま い ま い(プロフ) - マナさん» ゆっくり時間をかけて設定を練れば色々浮かんでくると思うので頑張ってください！！ (11月1日 20時) (レス) id: 140028ed61 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - ま い ま いさん» なるほど…水の滅竜魔法で悩んでます… (10月20日 16時) (レス) id: 2f06539f07 (このIDを非表示/違反報告)
ま い ま い(プロフ) - マナさん» 今のところは風の滅竜魔法のみです… (10月18日 21時) (レス) id: 140028ed61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まいまい | 作成日時：2023年3月21日 20時
