161話新生評議院 ページ21
ﾊｯﾋﾟ「全員無事で何よりだね。」
ｼﾞｭﾗ「皆、本当によくやった。」
ｲﾁﾔ「これにて作戦終了ですな！」
やっと肩の荷が降りた。長かった…本当に…
ｸﾞﾚｲ「…で、あれは誰なんだ？天馬のホストか？」
ｴﾙｻﾞ「ジェラールだ。」
ｸﾞﾚｲ「何！？！？」
ﾙｰ「あの人が！？」
ウェンディ曰く、ジェラールは記憶がないらしい。幼い頃のエルザやかつての仲間の記憶も、彼女を傷つけた記憶も。
離れたところで顔を俯けている彼の元へ歩いたエルザは俺の見たことがない表情をしている。とても優しくて、全てを包み込むような穏やかな表情だ。
そんな二人を遠目で見守っていた時だった。
ｲﾁﾔ「メェーン！！！」
『一夜さん？』
ｸﾞﾚｲ「どうしたんだ オッサン！」
ｲﾁﾔ「トイレの
そう言った一夜さんは何かに行く手を阻まれている。
足元には見覚えのあるローグ文字が羅列していた。
これは＿＿＿＿＿＿＿
「「「『術式！？』」」」
すると、木々や茂みの奥からぞろぞろと格式張った服装の集団が現れた。
ﾗﾊ「手荒なことをするつもりはありません。しばらくの間、そこを動かないで頂きたいのです。私は新生評議院 第四強行検束部隊 隊長 ラハールと申します。」
ｸﾞﾚｲ「新生評議院！？」
ﾙｰ「もう発足してたの！？」
こんなに大勢…全く気づかなかった。気が緩みすぎた。
ﾗﾊ「我々は法と正義を守る為に生まれ変わった。いかなる悪も決して許さない。」
ﾊｯﾋﾟ「オイラたち何も悪いことしてないよっ！」
ﾅﾂ「お、おう！」
『頼むからもっと自信持ってくれ。』
ﾗﾊ「存じております。我々の目的は
ｼﾞｭﾗ「ま、待ってくれ！！」
ジュラさんは柄にもなく焦っている。
その彼を宥めたのは他でもないリチャードだった。
ﾘﾁｬ「いいのデスネ ジュラ。善意に目覚めても過去の悪行は消えませんデス。私は
静かに言ったリチャードの唯一の心残りは離れ離れになった弟のことだった。
ｼﾞｭﾗ「ならばワシが代わりに弟を探そう。名を教えてくれ。」
ﾘﾁｬ「名前はウォーリー。ウォーリー･ブキャナン。」
ｴﾙｻﾞ「ウォーリー！？」
リチャードの声に一番に反応したのはエルザだった。
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ま い ま い(プロフ) - マナさん» あなたの小説に私を参考にしたと明記していただき、あなたのその小説を教えてくだされば構いませんよ〜 (11月7日 6時) (
レス) id: 140028ed61 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 話参考にしたいのですが… (11月6日 19時) (レス) id: 73f360e95a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まいまい | 作成日時：2022年9月1日 7時
