君のイヌになるために

#12 ~ you side ~ ページ13

さっきから頭がくらくらしてとろけそう。









｢はぁっ…やっ｣


西｢やじゃねーだろ、足とじんな｣


｢あっ…んあぁ…っ｣









｢やめて｣



口ではそう言ってるけど体は違うくて、


腰をうねらせちゃう自分が恥ずかしい。






けどすぐに快楽が襲ってきてどうでもよくなる。









西｢うわ、指にすいつく｣


｢はぁっ…ちゃ、ちゃんとしてっ…｣


西｢はいはい、うるせーな｣


｢んぁああっ｣









するっと細くて長い指が私のなかに入る。




くちゅくちゅとゆっくりなかをかき乱してた隆弘は

今度は激しくなかをかき乱す。








あぁ…イク…っ









西｢だーめ。まだイッちゃだめ｣


｢えっ…なんで…｣


西｢お前だけイクとかなし。俺も｣


｢んはぁあっ…！い…たぃ…っ｣


西｢しめ…んっ…つけすぎなんだよ…っ｣









私のなかはトロトロだから


すぐにスルンと隆弘のものは入る。






激しく腰を上下させ、顔を歪ませる隆弘の顔。






もっと見たいと思うのは欲？









西｢んっ…ぁあ…まって…っ｣


｢ぁあ…っん…一緒にイクんでしょ…っ？｣









自分で欲に気づいてしまったら




｢そうしたい｣



そう思うのが本能で、私も腰を上下に動かす。









西｢…っはは、可愛すぎ…っんぁ｣


｢はっ…あっ、ぁあ…んっ｣


西｢イク…っ！｣


｢んはあぁっ…！｣









隆弘は寸前にものを抜いて外にだした。









同時にはて、私を抱きしめる隆弘。







そして耳元で



｢すき｣



そう呟いて私の顔を見つめた。









｢…嘘いわないでよね｣


西｢綺麗だった…てか今も綺麗｣


｢口元ニヤついてる、嘘ってバレバレ｣


西｢ほーんとだって笑｣









嘘だ。





私が嘘だ。



心の中ではもう分かってる、






綺麗と言われて嬉しいこと


初めてが隆弘でよかったなんて思ってること






全部わかってる。






けど顔があつくなるだけで、口にはできない、









だってそれがほんとに嘘だった場合


私、多分泣いちゃうもん。









西｢なに見つめてんの？｣


｢や。別に｣


西｢シてる時は素直で可愛かったのに…笑｣


｢…うるさいn…｣


西｢もう1回…する？｣


｢っ…｣









そんな急に抱きしめられて耳元で囁かれたら


断れないじゃん…









｢1回だけなら…｣









私達はまた身体を重ね合った、

#13 ~ you side ~→←#11 ~ 西島side ~

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す