授業中 ページ4
* 授業中
授業にはなんとか滑り込みセーフ____
私が教室に着いた頃にはすでに、
教卓に阿部先生が立っていた
阿部『起立〜、礼、着席』
阿部『それでは、授業始めます』
___________________________________________
私の席は窓側
翔太はその後ろの席。
翔太『おい、どこ行ってたんだよ(小声)』
A「ん〜、秘密」
翔太『うざっ』
翔太には、阿部先生が好きなことはまだ伝えてない
多分言ったら、『あいつはやめとけ』って
反対してくるのが目に見えてる
阿部『この問い3の答えは〜、A』
A「、、へ??」
阿部『答えて??』
あ、終わった。
.
.
私は唯一、阿部先生の授業だけは居眠りせずに真面目に受けてる
でもそれは
話を聞いてる風に演じてるだけ
実際のところは先生の話なんてこれぽっちも耳に入っていないし、阿部先生の顔をずっと眺めてるだけ
そして、いつものように
(あ〜、阿部先生今日もイケメンだなあ)とか心の中で思いながら過ごしていると
阿部『A答えて???』
私にとって地獄のような時間が訪れた
いや、学年1バカな私が分かるわけないじゃん__
この質問をどう交わそうか、小さい脳ミソで必死に考えていると、、
??『△△だよ』
A「え?、、宮舘くん??」
宮舘『問い3の答え、△△だよ』
宮舘『ほら、先生待ってるから早く答えな』
A「あ、、、△△です」
阿部『お、正解。』
宮舘くんが出してくれた助け舟のおかげで、なんとかこの地獄を抜け出すことができた
A「あとで、お礼しなくちゃ」
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作者名:なる | 作成日時:2021年2月28日 16時