大切な人達の幸せを……3.5【wrwrd!】 (ページ12)

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嫉妬ページ12

『終わったぁ！』

授業がすべて終わり
放課後になった

あの3人と話したおかげで
休み時間も会話が盛り上がった

授業中は時々
体の傷が痛かった

それも痛かったけど
誰かからの視線も痛かった

あの女子2人だ
ホントウザいほど話し掛けてくる
ほっといてほしいんだけど

まぁ、色々バレると面倒くさいし
我慢するか

幸い話し掛けられたりは
していない
見てくるだけなので無視をしている

そして今日は火曜日…つまり今日の放課後にも

体験入部があった

俺はあの3人を誘って

弓道部のところに行った

ーー
gu｢体験入部へようこそ。初めましての子は誰か部員でもいいので話しかけて教えて貰ってね。初めましてじゃない子はそのまま好きなようにできるのをもっと上達させてみよう。分からないところがあれば聞いてください。ではどうぞ｣

皆はばらけて行ったが
俺はそのまま立ち尽くす

「先輩教えてくださいっ！」

「僕も！」

姉様の元には決まって同じ1年が
傍に駆け寄っていた

『…』

なんか…寂しいな

そう思いながら姉様の方を見ていた

嫉妬してるのかな俺…
大切な姉だからだろうけど…

前世でも大切な人だから
守りたいという意思が多くなってしまう

俺以外の1年には…

gu｢レイア嫉妬しちゃだめでしょ～。さ！やろやろ！｣

『え、姉様！？』

いつの間にか
隣で寄り添っていてくれた

弓を押しつけられ立ち位置に立たされた

嫉妬してるのバレちゃったか
長年…というか前世から
一緒に居たからそういうことは
すぐ分かってしまうのだろう

自慢の姉だ

姉様は隣で立って俺に微笑んでくれた

俺も姉様に笑顔を向けた

ーー
どうやら、ゾムも来ていたらしく

姉様と話していた

『ふっ。ゾムも変わってなさそう…』

ってか、ゾムもショッピ君もチーノ
シャオロンだっているんだし

グルッペンとかもいるんじゃないのかな

だとしたら三年生っぽいな…^^;

3年の教室って4階にあるよな
怖～(´；ω；`)

そう考えながら無意識に
矢を放っていたのか
すべて真ん中に的中していた

自分でもびっくりした
おぉ…引
怖～自分も

そんなことを考えていると

??｢A君～♡｣

小声で

『うわ…来た』

と言った
しかも2人だぁ～やだぁ～(-.-;)

??｢A君、全部真ん中に的中させるなんて凄いね!｣

『う、うん。ありがとう』

??｢A君のもっと見てたい！｣

そう言いすぐ傍に来る

イヤァァァ！！！キモイィ！！

gu｢君達どうしたの？｣