儚い恋【wrwrd!】【sho】 (ページ25)

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４月１１日ページ25

『……？』

何やらロボロさん、ゾムさん
鬱先生、シャオちゃんで話をしているようだ。

行ってみよー!

あ、シャオちゃんがこっち見た。

私はシャオちゃんにニコッと微笑む。
″いつもなら″笑い返してくれるのに
今はフイッと目をすぐ逸らされた。

『……』

取り敢えず話を聞くことにした。
少し経ってからぺ神先生やグルッペンさん。

他の人達も揃っていた。

rb｢え？隠れんぼやるん？｣

zm｢せや！室内だとしても広いし隠れるには充分やろ｣

gr｢広すぎで逆に鬼が大変な気がするんだが…｣

ut｢ゾムさ～ん…これは強制参加…？｣

zm｢？もちろんやで(^^)｣

『わ、私もですか？』

sho｢せっかくやし気分転換としてやればええんちゃう？｣

『そうだね！ありがとシャオちゃん！』

sho｢ん｣

最近シャオちゃんが冷たい気がする。

目が合ってもすぐに逸らすし
話そうとすると何処かに行ってしまうし。

私の考えすぎなのかもしれないけど
やっぱり寂しくなってしまう。

『嫌われ、たかなっ…』

無理やり笑い涙を誤魔化す。

sn｢……｣

ーー

決まった結果。鬼はゾムさん。
制限時間は45分間。

隠れられる範囲はこの建物
全てらしい。

良い隠れ場所を見つけ
その場に身を隠す。

『余裕な気もするな…。……、』

私がいけないのか。

どうして私のことを嫌ってしまったのかは
分からないけど…態度がそんなようのなら
本当のことを言う勇気も段々と無くなっていく。

『大好きな人を……ｯ悲しませたくｯ……ないか、らｯだよっ』

ぽろぽろと涙を流す。

周りにバレないように
小さく鳴き声も漏らす。

この感情が落ち着くには
少し時間が掛かりそうだ。

きっと私が本当のことを言わずに
誰にも言わないのがいけないのだ。

でも前から言っていた。思っていたとおり
私は｢私の所為｣で悲しんでほしくない。

生きるために何をするかとか
そういう目標はあるけど
今健在、叶うはずもない。

それに私には余命だって言われている。
そんな結末が待っている私を悲しんでくれる
人なんて可哀想すぎる。

人の悲しみなんて、自分の悲しみなんて
一人で受け止めて自分で対処すれば
それで終わりなんだ。

人が死んだなんて
3日もすれば忘れられる。

それが私、、、、

最高の幸福な幸せを
望んだって足掻いているだけなのだ。

ーー