Ashirene Ⅱ (ページ1)

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❄️ 破られた手紙ページ1

主人公side
朝早くに目覚めた私は郵便物を取りに眠い瞳を擦りながら向かった

テテオッパ宛、ジンオッパ宛

私以外のオッパ達とグク以外の名前宛が続く中

水色の便箋があり名前を見ると

藤ヶ谷太輔…

お兄ちゃんから私宛に手紙が届いていた

A「お兄ちゃんからだ！…やった」

嬉しくて堪らない私はその手紙を持って読むために自分の部屋に向かった

ガチャ

「拝啓、藤ヶ谷美杏様お変わりなく元気でしょうか？

この手紙は社長に知られない様にこっそり書いて送りました。

お兄ちゃん守れなくて、今、ポッカリ穴が空いたみたいに何も面白くない。俺にはミアンがわかっていたけど必要なんだな。

まだ子供のお前が別の国に連れてかれて泣いて呼んだとしても見つからなくて、見つからないなんて初めてだよ。
いつも意地でも見つけてきたのに。

今、ご飯食べてますか？

今、元気ですか？

今、韓国のお兄ちゃん達に可愛がられていますか？
(人に愛されるミアンなら心配ないけど)

今、笑えていますか？

また、泣いてるのに無理して笑ってないか？
時には笑って自分を奮い立たせる事も大事だけど、ただ泣いていいんだぞ。

辛くなったら教えたよな

人に甘える

一人の時は自分で自分の手をポンポン叩いてあげる

これだけでも辛さを軽減することは出来るからやるんだぞ

お兄ちゃんと約束出来るか？

お兄ちゃんは今は側にいられなくてもずっとお前の事を考えてる、愛してる、心にいる

それを忘れないでくれ

また、送るな

じゃあな美杏

2枚の便箋にしたためられた手紙

涙が止まらないよ、お兄ちゃん

会いたい会いたいよ

JN「ミアン、泣いていいから。オッパに全部ぶつけていいから」

YG「泣け…」

優しく抱き締めてくれるジンオッパとユンギオッパ

A「うわーん！」