76ルフィと鉄パイプ事情4 ページ35
鉄パイプが見つかって
私たちは
来た道を引き返す
途中何度か見つかりそうになったけど
なんとか切り抜けた
しばらくすると
2人の待つ木影が見えてきて
私とルフィはそこまで一気に走った
貴「ただいま！」
サ「結構遅かったな、もう日が傾いてるぞ？」
貴「ｱﾊﾊ、途中不良に絡まれちゃって…(汗」
エ「騒ぎを起こさないんじゃなかったのか」
貴「うっ……申し訳ない」
エースに痛い所を突かれてしまった
ル「凄かったんだぞA！」
ルフィはﾆｼｼｼｯ！と笑う
サ「ま、本命の鉄パイプも見つかったことだし
良いんじゃねぇか？」
貴「うん！…あ
エースも鉄パイプ見つかった？」
私はエースの手元を見た
その左手には、新しい鉄パイプ
そして右手には古い方の鉄パイプ
貴「見つけたんだね！」
エ「…」
エースからの返事はない
とそのとき
《ｸﾞｷﾞｭﾙﾙﾙｯ》
辺りに響く腹の虫の音
貴「(今の音って…)」
ル「俺、腹減ったー」
言わずもがな、ルフィでした(汗
貴「じゃあ、帰ろうか」
サ「今日のメシはどうする？」
ル「野牛にしよう！」
貴「この時間帯に居たらね！」
私たちは、コルボ山の奥に姿を消した
〜コルボ山中〜
私たちは野牛を捕らえるため
鉄パイプ片手に歩き回る
ルフィは余程お腹が空いてるみたいで
前を走っていく
それにみかねたサボは
ルフィを追いかけて前を進んでいった
ふと私の頭に
ある疑問が浮かんで
隣にいるエースの方を向いた
貴「エース、その古い方の鉄パイプ
グレイ・ターミナルに置いてこなかったの？」
エースの右手に握られている
鉄パイプを指指しながら、そう呟いた
エ「…これは、お前が俺にくれた物だ」
貴「え？」
エ「どうしようと、俺の勝手だろ」
そう言うと
エースはそっぽを向く
それって…
貴「その鉄パイプ
ずっと大事にしてくれるってこと？」
エ「…」
エースと初めて
グレイ・ターミナルに行ったとき
私はエースにあの鉄パイプを渡した
あのときは、其処らじゅうにあった鉄パイプ
でも、エースは喜んでくれた
あの頃のこと、覚えててくれてたんだ
私はそれが嬉しくて、笑った
貴「ありがとう！エース！」
エ「うるせぇ！///ニヤニヤすんな！/////」
エースはキバをむき出しにして怒ってたけど
その頬は赤かった
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
結局、野牛は見つからず
変わりに大鹿を捕らえて帰宅したとさ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 176人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
時雨(プロフ) - シルナさん» 早速貼らせていただきました！けどごめんなさい！黒文字にしかならなくて……本当に申し訳ないです！あ、それからこんな作品を読んでいただいてありがとうございます！ (2018年4月17日 20時) (
レス) id: e140a3bba5 (このIDを非表示/違反報告)
シルナ(プロフ) - 時雨さん» よ、喜んで頂けてすすすすすすすごくうううううれしいいです！はっていただけるなんて光栄です…！！！！こんな絵でよければ貼ってやってください！ありがとうございます！ (2018年4月17日 19時) (レス) id: 9cebdbc136 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - シルナさん» ふぁぁぁぁぁあ!!!!ありがとうございます！本当にありがとうございます!!すっごく、すっっっごく可愛いです！！描いていただけるなんて！本当に嬉しいです！是非とも作品の方にはらせていただきたいのですが、構いませんか？ (2018年4月17日 17時) (レス) id: e140a3bba5 (このIDを非表示/違反報告)
シルナ(プロフ) - あともう一枚描きました！下手ですみません。。http://fast-uploader.com/file/7079502711773/ (2018年4月17日 15時) (レス) id: 9cebdbc136 (このIDを非表示/違反報告)
シルナ(プロフ) - 勝手にイメ画描かせていただきました…！http://fast-uploader.com/file/7079502406396/ (2018年4月17日 15時) (レス) id: 9cebdbc136 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：時雨 | 作成日時：2018年3月14日 5時
