愛しのクチルズ (ページ43)

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宿舎訪問② ページ43

宿舎近くでテンに電話をする。

「テンもうすぐ着くよ」

TN「わかったー」

言われた通りの手順でマンションに入り部屋の前に行くとテンが出迎えてくれた

中を除くと可愛いワンちゃんが一匹

「わあ！犬飼ったの？いつのまに？テンの犬？」

TN「あはーA嬉しそう。外出ちゃうと危ないから玄関閉めてリビング来て」

「はい！お邪魔します」

駆け寄ってきた小さなワンちゃんを軽くと撫でてリビングに向かう

リビングにはクン哥が居て嬉しくて嬉しくて駆け寄る

「クン哥！！你好！」

KN「Aいらっしゃい」

「お邪魔します。クン哥元気にしてましたか？あ、これお土産です。皆さんで召し上がって下さい」
持ってきたお土産をクン哥に渡す

KN「元気だよ、ありがとう」
クン哥はまるで子供に接するかの様に頭をぽんぽんと撫でてから肩を抱いてくれた

TN「前から思ってだんだけどテンに対する態度と違いすぎない？」

「そんなことないですよ」

TN「もう、敬語も辞めてって言ってるじゃん！」

「癖みたいなものなんです。クン哥あのワンちゃんは誰の子ですか？」

KN「宿舎で飼い始めたんだよ」

「えー名前は？」

TN「ベラだよ。ベラー」

呼ぶとカチャカチャとフローリングに爪音を響かせてやってきた

「ベラヤーあんにょん！Aだよ。可愛いね？」
ヨシヨシと撫でてあげると頬をペロっと舐められる

TN「あ、コラ！お姫様にチューしちゃだめ！」

「大歓迎だよ。ベラ可愛いね」

KN「ベラも女の子だからいいじゃん」

TN「はぁ、ベラと遊ぶA可愛い。ドヨンに送りつけてやろう」
そう言ってベラと戯れる私を撮影する

「そういえば他のメンバーは？」

KN「ウィンウィンは寝てて、ルーカスは仕事で後は部屋でゲームしてるんじゃない？」

TN「三人とは喋った？」

「挨拶程度だよ。怖がられてそうな感じだった」

TN「あはは！また嫌われてるの？今みたいに笑ってれば怖がられないのに」

KN「テンの言うことなんか気にしないで、そのままのAでいいからね」

「はい、クン哥！ありがとうございます」