相談者�� ページ37
TL「みんなAが自分から離れるのが怖いんでしょ？簡単に言えば嫉妬だよ」
「そんな離れるなんて…ないのに」
MK「………」
「マークは受け入れられない派？」
MK「いや、状況を飲み込むのに時間がかかって」
そのまま数秒考えた後、「応援してるよ」と励ましてくれた。なんだか強制してしまったみたいで嫌だな
TL「どんなお話なの？」
「詳しくは言えないんですけど、私はアンドロイドなんです。主人公が亡くなった恋人にそっくりなアンドロイドを作るんです。主人公とアンドロイドの不思議な生活模様を描いたドラマです」
TL「へー、ってことはAヒロイン？」
「そうなんです。でもアンドロイドだからそんなに台詞無いって聞いてます」
MK「あー僕ちゃんと見れるかな…」
「恥ずかしいから見なくてもいいよ」
私の携帯から着信音が鳴る
「すみません、ヘチャンからだ」
「どうしたの？」
「うん、10階に居るよ！ヘチャンも来る？」
「なに？」
「うん、外歩いてリフレッシュした後テイリヒョンに会いにきて今、ヒョンとマークとお話してる」
「うん、わかった。ヘチャンもごめんね」
「すみません、ドヨンイヒョンがへこんでるらしいのでそろそろ帰りますね。他の方達にもよろしくお伝えください」
TL「Aから言わないの？」
「一応メッセージに入れときますけど、うーん。悠太くんにはめちゃくちゃ揶揄われそうだし、ジョンウは質問攻めされそうだし、ジェヒョンは興味無いと思うんで！」
MK「ヌナそれでいいの？」
「うん、もうすぐ記事出るし言わなくても大丈夫です」
TL「それが一番平和かもね」
「あ！ウィンにはもう伝えました！」
TL「ウィンウィン？！元気にしてた？僕の電話には出ないし折り返さないのにAのには出るんだね…」
「元気でしたよ！たまたま今日は出れただけで、普段私もメッセージのやり取りしかしてませんよ」
「じゃあ、帰りますね！悠太くんと他の子達にもケーキと冷蔵庫の飲み物あげて下さいね。お邪魔しました」
TL「うん、A無理しないでね」
「ありがとうございます」
MK「ケーキもドリンクもご馳走様！絶対現場に差し入れ持ってくからね！」
「あはは、ありがとう！じゃあねー」
二人に手を振って下の階へ向かった
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作者名：えむ
| 作成日時：2022年6月6日 22時
