さんじゅうごわ ページ44
sideA
「…有難う。」
ぺ神が小さな声でそう言う。顔がほんのりと赤い。
『ふふーん、さてはぺ神照れてるな？』
「なッ、照れてなんかないわ！」
『本当に〜？』
「ほんとほんと。」
『怪しいなぁ…、』
さらに弄ってあげようとぺ神に近づこうとすると、
がちゃんッ
「ぺしーん！！」
「『！？」』
いきなりドアが開いた。
「あれ、今おるんは2人だけか？
…ってどうしたん？2人ともそんな面食らったような顔して。」
入ってきたのはシャオちゃんだった。
「はぁー…シャオロンほんまにありがとう！マジ感謝するわ〜。」
「お、おう？どういたしまして？」
『ちぇっ。』
「代わりに抱い「ア、ソレハケッコウデス！！」え〜…、」
『…で、シャオちゃんはここに何しにきたの？』
「ああ〜、シッマ、ゾム、俺の3人でトントンに説教されてん。俺は早めに終わったけど多分今もあの2人は…、」
『あ〜、ご愁傷様です。』
「君達も懲りないねぇ。」
どうやらトントンの説教から逃れ此処に来たようだ。
……2人は無理だったようだけど。
「いやぁ、トントンから逃れたものの、何もする事が無くて困っとんねん。」
『じゃあ、なんかゲームでもする？』
「ん、医務室にはトランプ、UNOぐらいしかないからなぁ。」
…なんでそんな物があるの？と思ったけど黙っておこう。
『いやぁ、ちょっと私はやりたくないかなー…なんて。』
…ショッピ君達の罰ゲーム付きトランプでは酷い目にあったからな。
多分今はリスだから大丈夫だと思うけど。
「？じゃあ…2人みたいに雑談する？」
『そうして貰えると有難い。』
「そかそか、じゃあ…先ずは俺からな？」
そう言ってシャオちゃんが話し始めた。
#
『ふぃ〜……、大分雑談したねぇ。』
医務室にいて3時間は経っているんじゃないか。←
「そうやな。」
『ふっwシャオちゃんの不人気エピソードは面白かったなぁww』
「なんやと！俺は不人気やない！」
『はいはいw』
「時間もいい感じやし、ここら辺で辞めとこうか？」
ぺ神が提案する。
『そうだね、私も行きたいところあるし。』
そう言って3人別れた。
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ぽめ＊(プロフ) - まっちゃさん» 有難うございます！！良ければ他の小説の方もぜひぜひ…！ (2018年9月1日 16時) (
レス) id: 5b16671b32 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ - 面白かったです！投稿お疲れ様でした。おっつぅー！ (2018年8月30日 19時) (レス) id: 398baeef2c (このIDを非表示/違反報告)
海 - ぽめ＊さん» こちらこそ、楽しい作品をありがとうございました。（意味深） (2018年8月23日 17時) (レス) id: 60baeb2049 (このIDを非表示/違反報告)
ぽめ＊(プロフ) - 海さん» わわわ…！！有難うございます〜！！！ (2018年8月23日 9時) (レス) id: b713ea83a9 (このIDを非表示/違反報告)
海 - 初コメ失礼します。楽しく見させていただきました。完結おめでとうございます！ (2018年8月23日 9時) (レス) id: 60baeb2049 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽめ＊ | 作成日時：2018年4月6日 16時
