じゅうごわ ページ19
sideA
『2回戦もやるの！？』
「当たり前っす。まだ一回しかやってないですよ？」
…シッマの部屋から今すぐ抜け出したい。
＃
『はぁ…。また負けたし………。』
「よっしゃ！今度は俺が1位や！！」
今度はショッピ君ではなく、シッマが1位になった。
「チッ。」
「おいこらそこぉ！聞こえてんぞ！！」
「次の罰ゲームは何にするん？」
ロボロが余計な口出しをしてきた。
(忘れたと思ってたのに…。)
「そーやなぁ。…よし、じゃあこれつけろ。」
シッマがクローゼットの中をごそごそとした後、首輪を取り出した。
『は？』
「は？ってお前…。首輪の付け方もわからんのか。」
『いや、分かるけど！？何でこれ！？何で持ってんの！！』
「ナイスです、先輩。(うわぁ、先輩流石に無いっすわぁ。)」
『おいショッピ君、本音と建前逆になってるけど。』
「どこで手に入れたんやそんな物…。」
「これな、大先生から貰ってん。何に使うんやと思っとたけど…。」
「いやぁ、役に立ったな。」
『大先生一生恨む。』
「早速付けてくださいよー。」
『………。』
私は無心で首輪を付けた。
「おぉっ…。ますます犬に見えるな。」
『誰のせいだと思ってるの…。』
「よし、じゃあ3回戦行きますかあ。」
＃
『もうやだあ…。』
あれから７回戦もババ抜きをした。
もちろん全敗。
ロボロに尻尾を握らされたりシッマに壁ドンされたり、ショッピ君の膝の上に乗せられてババ抜きさせられたり…。
(しかも明日まで首輪外すなって言われたし！)
「まあまあ…。さっきのでババ抜き終わりにするから。」
『っマジ！？』
「マジマジ。」
『やった…！！』
2人が不服そうな顔をしてるけど気にしない。
『じゃあ、これで終わりだね。時間もいい感じだし、ばいばい！！』
この後何をされるかもわからないので、取り敢えず逃げることにした。
「…可愛かったね。」
「ほんとっすよ。」
「明日は何のケモ耳なんやろなぁ！」
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ぽめ＊(プロフ) - まっちゃさん» 有難うございます！！良ければ他の小説の方もぜひぜひ…！ (2018年9月1日 16時) (
レス) id: 5b16671b32 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ - 面白かったです！投稿お疲れ様でした。おっつぅー！ (2018年8月30日 19時) (レス) id: 398baeef2c (このIDを非表示/違反報告)
海 - ぽめ＊さん» こちらこそ、楽しい作品をありがとうございました。（意味深） (2018年8月23日 17時) (レス) id: 60baeb2049 (このIDを非表示/違反報告)
ぽめ＊(プロフ) - 海さん» わわわ…！！有難うございます〜！！！ (2018年8月23日 9時) (レス) id: b713ea83a9 (このIDを非表示/違反報告)
海 - 初コメ失礼します。楽しく見させていただきました。完結おめでとうございます！ (2018年8月23日 9時) (レス) id: 60baeb2049 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽめ＊ | 作成日時：2018年4月6日 16時
